展覧会の主な構成

1

《牛乳石鹸モンサヴォン》
1948/1950年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018

2

《オランジーナ:ソーダより美味い》
2001年(1964年制作の原画による初刷)
ティエリー・ドゥヴァンク・コレクション
©Annie Charpentier 2018

3

《ティファール・フライパンは絶対焦げつかない》1960年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018

4

《ひとりでに編めるウット毛糸》 1949/1951年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018

5

《森永ミルクチョコレート》1958年
トゥルーヴィル市ヴィラ・モンテベロ美術館蔵
©Annie Charpentier 2018

ポスターの魔術師サヴィニャックが
誕生するまで

10代の頃から絵を描き始めたサヴィニャックは、夜間学校で工業デザインを学び、就職した広告アニメーション映画工房でポスターを複製していました。26歳の頃、巨匠カッサンドルに出会ったことで本格的なポスターの制作を手掛け始めます。この巨匠の影響を受けながらも、サヴィニャックは独自の方向性をつかんでいきました。

  • 幼年期~ポスターに魅入られるまで
  • カッサンドルに学ぶ
  • 戦時中・戦後の時代
  • サヴィニャックと出版物

10の項目から見つめる
サヴィニャックのポスター

41歳の時にベルナール・ヴィルモと開催した二人展で牛乳石鹸モンサヴォンのために制作したデザインが注目され、サヴィニャックのポスターは一躍人気となりました。それからは、大企業が売り出す食品、嗜好品、生活必需品といった身近な商品から、運輸業やメディア、その他のキャンペーンなど幅広いジャンルのポスターが生まれました。「ヴィジュアル・スキャンダル」とも称されたサヴィニャックの作風を10の項目から見ていきます。


[トピック]ベルナール・ヴィルモとの二人展:
サヴィニャック独自の画風の幕開け

  • 動物たち

[トピック]モンサヴォン・ポスターの誕生

  • オトコの人、オンナの人
  • 働く人
  • 製品に命を吹き込む
  • 子どもたち
  • 指さすヒト
  • 自動車とその部品
  • タバコ
  • ビック(ボールペン)
  • パリ
6

《フリジェコ:良質の冷蔵庫》1959年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018



7

《ダンロップタイヤで出発》1953年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018



8

《ジターヌ》1954年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018


9

《ビック:新しいボール(スイス版)》1960年
パリ市フォルネー図書館蔵
©Annie Charpentier 2018


10

《1951年、パリ誕生2000年記念》1951年
パリ市フォルネー図書館
©Annie Charpentier 2018

《ルノー4》(部分) 1963年 ティエリー・ドゥヴァンク・コレクション © Annie Charpentier 2018