まくらのそうし枕草子
- 随筆
概要
【作者】
清少納言
【成立年】
長徳2年(996)には部分的に書かれていたらしいが、現存本に近い形になったのは、長保2年(1000)頃であったと考えられる。
【備考】
伝本によってかなりの違いがあり、作者が書いた本来の形は不明な点が多いが、清少納言の感覚はすばらしく、現代でも通じるものがある。
兵庫県との関係
「関は、逢坂、須磨の関」「市は、・・・飾磨の市」「社(やしろ)は、布留(ふる)の社、生田の社、・・・」「野は、印南野」とある。
もっとくわしく知るために
『人物叢書清少納言』 吉川弘文館 岸上慎二
『枕草子大事典』 勉誠出版 枕草子研究会
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