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ふぼくしょう夫木抄 (正式には「夫木和歌抄」)

  • 類題私撰集

概要

【作者】
撰者は藤原長清。

【成立年】
延慶3年(1310)頃。

【備考】
冷泉為相の影響下に、一万七千三百八十余首を、三十六巻、五百六十九題に分類整理している。

兵庫県との関係

夏二に「室の浦」、春五に「二見潟」、春六に「藤江の浦」、夏一に「日置の里」、秋五に「二見潟」、冬二に「長洲の浜」「鳴尾」「那波の浦(なばのうら)」「雪の白浜」、雑四に「夢野」「相生の松原(あうのまつばら)」「猪名の笹原」、雑五に「名寸隅(なきすみ)」「室の浦」、雑六に「夢前川(ゆめさきがわ)」、雑七に「大輪田の浦」「大輪田の浜」「室の門(むろのと)」「室の泊(むろのとまり)」「長洲の浜」「広田の浜」「日笠の浦」「淡路島」「松帆の浦」、雑八に「和田の岬」「室津」、雑十に「印南野」、雑十三に「鳴尾の里」「日置の里」、雑十五に「西の宮人」とあり。

もっとくわしく知るために

『作者分類 夫木和歌抄』 笠間書店 山田清市

テキスト

新編国歌大観 巻二 私撰集編 角川書店

作品内容紹介

場所 作品名 巻号 作者
室のとまり 夫木抄 雑七 藤原為家
長洲浜 夫木抄 雑七 相模
室のとまり 夫木抄 雑七 藤原基家
長洲浜 夫木抄 冬二 藤原兼輔
室の浦 夫木抄 雑五 俊恵法師
藤江の浦 夫木抄 春六 藤原俊成
室の浦 夫木抄 夏二 藤原信実
二見潟 夫木抄 秋五 藤原為家
室の浦 夫木抄 雑四 藤原範兼
二見潟 夫木抄 春五 藤原基家
室の門 夫木抄 雑七 信覚
日笠の浦 夫木抄 雑七 藤原為家
室津 夫木抄 雑八 源俊頼
日置 夫木抄 雑十三 大江匡房
室津 夫木抄 雑八 源俊頼
日置 夫木抄 夏一 藤原正家
松帆の浦 夫木抄 雑七 藤原為家
播磨潟 夫木抄 雑四 藤原季能
松帆の浦 夫木抄 雑七 藤原為家
夢前川 夫木抄 雑六 藤原高遠
西の宮 夫木抄 雑十五 源俊頼
名寸隅 夫木抄 雑五 藤原光俊
雪の白浜 夫木抄 冬二 公朝権僧正
鳴尾の里 夫木抄 雑十三 藤原為家
相生(あう)の松原 夫木抄 雑四 藤原季能
和田の岬 夫木抄 雑八 観意法師
印南野 夫木抄 雑十 藤原為家
大輪田の浦 夫木抄 雑七 源具氏
繩の浦 夫木抄 冬二 琳賢法師
広田の浜 夫木抄 雑七 惟宗広言
大和田の浜 夫木抄 雑七 藤原基家
高砂 夫木抄 雑七 藤原基家
淡路島 夫木抄 雑七 藤原為家
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