しょくしかしゅう続詞花集 (正式には「続詞花和歌集」)
- 私撰集
概要
【作者】
藤原清輔が二条天皇の宣旨を得て勅撰集にしようとしていたが、永万元年(1165)7月に天皇崩御、勅撰集にはならず、私撰集のままに終わった。
【成立年】
永万元年(1165)7月の二条天皇崩御後、間もない頃に完成した。
【備考】
集名の通り、父顕輔が撰じた『詞花集』の続として作られたが、『詞花集』が『金葉集』を次いで十巻形態であったのに対して、これは他の多くの勅撰集と同じく二十巻。
兵庫県との関係
秋上に「さび江」をよむ。
もっとくわしく知るために
『続詞花集の研究』 和泉書院 鈴木徳男
テキスト
新編国歌大観 巻二 私撰集編 角川書店