しょくごせんしゅう続後撰集
- 勅撰和歌集
概要
【作者】
後嵯峨院の宣下を受けた藤原為家が撰者。
【成立年】
宝治2年(1248)に急遽宣旨があり、建長3年(1251)に完成奏覧。
【備考】
花実を相そなえた品格ある歌集として後代にも高く評価されている。為家の理想がうかがえる。
兵庫県との関係
春上に「灘の塩屋」を、秋上に「野島が崎」、秋中に「みぬめの浦」を、秋下に「灘の塩焼」を、羇旅に「野中の清水」、雑中に「布引の滝」」をよむ。
テキスト
新編国歌大観 巻一 勅撰集編 角川書店