しょくごしゅういしゅう続後拾遺集 (正式には「続後拾遺和歌集」)
- 勅撰和歌集
概要
【作者】
後醍醐天皇の宣旨を受けた二条為藤が撰集を開始したが急逝。後任として為定が撰にあたった。
【成立年】
元亨3年(1323)に宣下があり、嘉暦元年(1326)に完成返納した。
【備考】
集名によって『後拾遺集』の跡を継ぐという意志をみせながらも、『古今集』と『拾遺集』にしかない物名の部を設けるなど、目先の変わった姿勢を見せようとしている。
兵庫県との関係
離別に「野島が崎」、雑上に「布引の滝」をよむ。
テキスト
新編国歌大観 巻一 勅撰集編 角川書店