いさよいにっき十六夜日記
- 女流かな日記
- 場所: 播磨
概要
【作者】
阿仏尼
【成立年】
弘安二年(1279)竏注O安三年(1280)
【作品概要】
藤原為家の妻である阿仏尼が息の藤原偽相のために、細川の庄の領有を幕府に認めさせるために鎌倉に下向した時の日記。
【備考】
『いさよひの記』『不知夜記』『阿仏房紀行』『阿仏道の記』と題する伝本もある。
兵庫県との関係
「越部(こしべ)の里」「細川の庄」の記述あり。
もっとくわしく知るために
中世和歌史の研究 角川書店 福田秀一
テキスト
中世日記紀行集 新日本古典文学大系 岩波書店
十六夜日記・夜の鶴全訳注講談社学術文庫 講談社