道ゆきぶり
- 作者:今川了俊
内容
明石の浦は、ことに白浜の色もけぢめみえたる心地して、雪を敷けらんやうなるうへに、みどりの松の年ふかくて、浜風になびきなれたる枝に手向草うちしげりつゝ、村々なみたてり。岡辺の家居も所々に見えたり。住吉にては、霞にまがひし淡路島もほど近くて、ことに見所多し。
場所
淡路島 (あわじしま)
現在地
兵庫県明石市の沖四キロの海上、瀬戸内海の東隅の瀬戸内海第一の島。津名郡、三原郡、洲本市をいう。
常設展示
明石の浦は、ことに白浜の色もけぢめみえたる心地して、雪を敷けらんやうなるうへに、みどりの松の年ふかくて、浜風になびきなれたる枝に手向草うちしげりつゝ、村々なみたてり。岡辺の家居も所々に見えたり。住吉にては、霞にまがひし淡路島もほど近くて、ことに見所多し。
淡路島 (あわじしま)
兵庫県明石市の沖四キロの海上、瀬戸内海の東隅の瀬戸内海第一の島。津名郡、三原郡、洲本市をいう。