高倉院厳島御幸記
- 作者:源通親(みちちか)
内容
さるのときに高砂のとまりにつかせたまふ。よもの舟ども碇おろしつゝ、浦々につきたり。御舟のあし深くて湊へかかりしかば、はしふね三そうをあみて御輿かきすへて上達部ばかりにて御舟に奉りし。聞きもならはぬ波のをと、いつしかおどろおどろしく、うら人の声も耳にとまりたり。
場所
高砂 (たかさご)
現在地
高砂市
常設展示
さるのときに高砂のとまりにつかせたまふ。よもの舟ども碇おろしつゝ、浦々につきたり。御舟のあし深くて湊へかかりしかば、はしふね三そうをあみて御輿かきすへて上達部ばかりにて御舟に奉りし。聞きもならはぬ波のをと、いつしかおどろおどろしく、うら人の声も耳にとまりたり。
高砂 (たかさご)
高砂市