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万葉集

  • 巻号:巻三
  • 作者:大伴旅人

内容

妹と来(こ)し敏馬の崎を帰るさに独りし見れば涙ぐましも
行くさには二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば心悲しも
 右の二首は、敏馬崎に過る日に作る歌。

場所

敏馬(みぬめ)の崎 (みぬめのさき)

現在地

神戸市灘区岩屋町付近。神戸港の東方。阪神電鉄岩屋駅の近くに敏馬神社がある。平安時代には漢字表記を「としま」と訓んで、「としまがさき」などと詠まれた。

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