万葉集
- 巻号:巻六
- 作者:山部赤人
内容
御食(みけ)向ふ 淡路の島に 直(ただ)向ふ 敏馬の浦の 沖辺には 深海松(ふかみる)採り 浦廻(うらみ)には なのりそ刈る 深海松の 見まく欲しけど なのりその 己が名惜しみ 間使(まつかひ)も 遣らずてあれは 生けりともなし
場所
敏馬(みぬめ)の浦 (みぬめのうら)
現在地
神戸市灘区岩屋町付近。神戸港の東方。阪神電鉄岩屋駅の近くに敏馬神社がある。平安時代には漢字表記を「としま」と訓んで、「としまがさき」などと詠まれた。
常設展示
御食(みけ)向ふ 淡路の島に 直(ただ)向ふ 敏馬の浦の 沖辺には 深海松(ふかみる)採り 浦廻(うらみ)には なのりそ刈る 深海松の 見まく欲しけど なのりその 己が名惜しみ 間使(まつかひ)も 遣らずてあれは 生けりともなし
敏馬(みぬめ)の浦 (みぬめのうら)
神戸市灘区岩屋町付近。神戸港の東方。阪神電鉄岩屋駅の近くに敏馬神社がある。平安時代には漢字表記を「としま」と訓んで、「としまがさき」などと詠まれた。