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万葉集

  • 巻号:巻九
  • 作者:高橋虫麻呂歌集

内容

  芦屋(あしのや)の処女(をとめ)が墓に過る時に作る歌
いにしへの ますら壮士(をとこ)の 相競(きほ)ひ 妻問ひしけむ 芦屋の 菟原(うなひ)処女の 奥つ城を 我が立ち見れば 永き世の 語りにしつつ 後人(のちひと)の 偲ひにせむと 玉鉾の 道のへ近く 岩構へ 作れる塚を 天雲の そきへの極み この道を 行く人ごとに 行き寄りて い立ち嘆かひ ある人は 音にも泣きつつ 語りつぎ 偲ひ継ぎ来る 処女らが 奥つ城所 我さへに 見れば悲しも いにしへ思へば

場所

菟原 (うばら)

現在地

菟原(むばら)は芦屋市あたりの郡名

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