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万葉集

  • 巻号:巻三
  • 作者:未詳

内容

海神(わたつみ)は 奇(くす)しきものか 淡路島 中に立て置きて 白波を 伊予に廻(もと)ほし 居待月(ゐまちづき) 明石の門(と)ゆは 夕されば 潮を満たしめ 明けされば 潮を干(かれ)しむ 潮騒の 波を恐(かしこ)み 淡路島 磯隠(いそがく)りゐて 何時しかも この夜明けむとし さもらふに 眠(い)の寝(ね)かてねば 滝の上の 浅野の雉(きぎし) 明けぬとし 立ち騒くらし いざ子ども あへて漕ぎ出む にはも静けし

場所

淡路島 (あわじしま)

現在地

兵庫県明石市の沖四キロの海上、瀬戸内海の東隅の瀬戸内海第一の島。津名郡、三原郡、洲本市をいう。

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