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播磨国風土記

  • 巻号:讃容郡
  • 作者:未詳

内容

讃容といふ所以は、大神妹せ二柱(ふたはしら)各、競ひて国占めましし時、妹玉津日女命(たまつひめのみこと)、生ける鹿を捕り臥せて、その腹を割きて、その血に稲種(ま)きき。仍りて、一夜の間に、苗生ひき。即ち取りて殖ゑしめたまひき。ここに、大神、勅りたまひしく、「汝妹は、五月夜(さよ)に殖ゑつるかも」とのりたまひて、やがて、他處に去りたまひき。故、五月夜(さよ)の郡と号け、神を賛用都日賣命(さよつひめのみこと)と名づく。

場所

讃容郡 (さよのこおり)

現在地

兵庫県佐用、佐用・南光・三日月・久崎・上月の五町にあたる。

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