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日本書紀

  • 巻号:巻第十
  • 作者:舎人親王(とねりしんのう)ら編纂

内容

天皇淡路嶋に狩したまふ。是の嶋は海に横(よこたは)りて、難波の西(にしのかた)に在り。峯巌紛(たけいはほまよ)ひ錯(まじ)りて、陵谷相続(をかたにあひつづ)けり。芳草薈(かうばしきくさしげ)く蔚(も)くして、長瀾潺(たかきなみそそ)き湲(なが)る。亦麋鹿(またおほしか)・鳧(かも)・鴈(かり)、多(さは)に其の嶋に在り。故(かれ)、乗輿(すめらみこと)、屡遊(しばしばあそ)びたまふ。

場所

淡路島 (あわじしま)

現在地

兵庫県洲本市、津名郡、三原郡

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