謡曲「松風」
- 作者:世阿弥
内容
恥かしや申さんとすればわくらはに。言問ふ人もなき跡の。夜に汐じみてこりずまの。恨めしかりける心かな。……さても行平が三年が程。御つれづれの御舟遊び。月に心は須磨の浦夜汐を運ぶ海人少女に。おとどい選ばれ参らせつつ。折りにふれたる名なれやとて。松風村雨と召されしより。月にも馴るる須磨の海士の。
塩焼き衣。色かへて。
場所
須磨 (すま)
現在地
神戸市須磨区
常設展示
恥かしや申さんとすればわくらはに。言問ふ人もなき跡の。夜に汐じみてこりずまの。恨めしかりける心かな。……さても行平が三年が程。御つれづれの御舟遊び。月に心は須磨の浦夜汐を運ぶ海人少女に。おとどい選ばれ参らせつつ。折りにふれたる名なれやとて。松風村雨と召されしより。月にも馴るる須磨の海士の。
塩焼き衣。色かへて。
須磨 (すま)
神戸市須磨区