謡曲「雲林院」
- 作者:未詳
内容
芦屋の里を立ち出でて、われは東に赴けば、名残の月の西の海、潮の蛭子(ひるこ)の浦遠し、潮の蛭子の浦遠し。松蔭に、煙をかづく尼が崎、煙を被く尼が崎。暮れて見えたる漁火の、あたりを問へば難波津に、咲くやこの花冬籠もり、今は現に都路の、遠かりし、程は桜に紛れある、雲の林に着きにけり。
場所
尼崎 (あまがさき)
現在地
兵庫県尼崎市
常設展示
芦屋の里を立ち出でて、われは東に赴けば、名残の月の西の海、潮の蛭子(ひるこ)の浦遠し、潮の蛭子の浦遠し。松蔭に、煙をかづく尼が崎、煙を被く尼が崎。暮れて見えたる漁火の、あたりを問へば難波津に、咲くやこの花冬籠もり、今は現に都路の、遠かりし、程は桜に紛れある、雲の林に着きにけり。
尼崎 (あまがさき)
兵庫県尼崎市