ふくしま ちょっきゅう福島 直球
- 昭和1~平成19
- ジャンル: 川柳作家
- 出身:兵庫県神戸市
PROFILE
兵庫県神戸市に居住。大正15年(1926)神戸市生まれ。昭和26年(1951)、国立神戸療養所に松風川柳会が創立され川柳を始め、椙元紋太師の指導を受ける。昭和29年(1954)から、ふあうすと川柳社同人となり、平成2年(1990)、ふあうすと川柳社運営委員となる。平成8年(1996)、西宮川柳同好会(現:甲子園川柳社)会長となり、平成11年(1999)から、ふあうすと川柳社副主幹兼事務局長をつとめる。平成11年(1999)に、神戸市立兵庫勤労市民センター川柳入門講座講師になる。平成12年(2000)から、兵庫県川柳協会副理事長兼事務局長を務める。平成15年(2003)(社)全日本川柳協会常任幹事に就任。平成16年(2004)NHK学園川柳講座講師を務める。 平成19年(2007)6月28日死去。
【代表句】
激震のあとの静寂 死と生に
リハビリで吊られる首が向かい合い
流し雛 岩にふれては振り返り
でしゃばりの犬が応接間を覗き
大根の肩のあたりにある色気
《 略年譜 》
年 | 年齢 | 事項 |
---|---|---|
1926 | 0 | 兵庫県神戸市葺合区(現、中央区)熊内橋通で生れる。 |
1933 | 7 | 神戸市立雲中小学校1年生の時、湊川神社募集の敬神標語に天位入選し、神社正門に掲額される。 |
1939 | 12 | 兵庫県立神戸三中(現、長田高校)へ入学。5年間グライダー部に所属。 |
1943 | 17 | 3級滑空士免状を取得。 |
1947 | 20 | 神戸工業専門学校(現、神戸大学工学部)電気科を卒業。 三菱電機株式会社へ入社。 |
1949 | 22 | 結核に感染し、須麿浦病院、国立神戸療養所、国立兵庫療養所にて10年間の療養生活をする。 |
1951 | 25 | 国立神戸療養所に「松風川柳会」が創立され、川柳を始める。 |
1954 | 27 | 「ふあうすと川柳社」同人となる。 |
1958 | 32 | 療養所を退所し、社会復帰。三菱電機関連会社(菱電商事(株)、(株)三菱電機サービスセンター等)に勤務。 |
1980 | 53 | 三菱電機北陸サービスセンター所長に就任、5年間金沢市に在住。 |
1989 | 62 | 三菱電機関西商品サービスセンター所長で定年。 |
1990 | 63 | 「ふあうすと川柳社」運営委員。 |
1995 | 68 | 阪神・淡路大震災に芦屋市で被災。 |
1996 | 69 | 定年後、採用副本部長等を勤め退職。 西宮川柳同好会(現、甲子園川柳社)会長。 |
1999 | 72 | 「ふあうすと川柳社」副主幹兼事務局長。 神戸市立兵庫勤労市民センター川柳入門講座講師。 |
2000 | 73 | 神戸川柳協会常任理事。 兵庫県川柳協会副理事長兼事務局長。 |
2003 | 76 | 社団法人全日本川柳協会常任幹事。 |
2004 | 77 | NHK学園川柳講座講師。 |
2007 | 80 | 6月28日 死去 |
- 兵庫県との関係
- 生誕・在住
受賞歴
受賞年 | 受賞内容 | 受賞作品 |
---|---|---|
2004 | ふあうすと川柳社 50年永年功労者表彰 |