みなもとのしげゆき源重之
- 未詳~未詳。長保二頃の没か。
PROFILE
【略歴】
父は三河守従五位下兼信。伯父の参議兼忠の猶子となる。従五位下に至り、模権守、その後肥前・筑紫の国司を歴任したが、晩年は藤原実方の陸奥下向に随行し、同地で没した。『三条左大臣殿前栽歌合』「円融院子の日行幸和歌」などに歌をよせる。創始期の百首歌の制作や、各地の名所等の詠を持つ家集『重之集』がある。拾遺集初出。
【関係】
「昆陽」を詠む和歌が拾遺集223に載る。
- もっと詳しく知るために
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私家集全釈叢書 4 源重之集・子の僧の集・重之女集全釈 目加田さくを 風間書房
冷泉家時雨亭叢書 第66巻 資経本私家集 2 源重之集 樋口芳麻呂解題 朝日新聞社
冷泉家時雨亭叢書 第16巻 平安私家集 3 源重之集. 片桐洋一・田中登解題 朝日新聞社
文学碑
場所 | 碑文 |
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伊丹市昆陽1丁目市庁舎西出入口横 | あしのはにかくれてすみし我やどの こやもあらはに冬はきにけり |