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兵庫ゆかりの作家

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これむねのひろとき惟宗広言

  • 未詳~承元二年七五歳没説がある。

PROFILE

【略歴】
ひろこととも。日向守基言の子。島津氏の祖忠久の父か。崇徳院歌壇に参加。広田社歌合・別雷社歌合に参加、歌林苑歌会や賀茂社関係歌会で活躍した。『貴船社歌合』が最終事跡。『言葉集』撰。千載集に初出で五首、玉葉集に一首の計六首が入集している。

【関係】
承安二年(1172)、沙弥道因(藤原敦頼)の勧進により、道因が撰歌・結番し、藤原俊成が加判した歌合を、摂津広田社に奉納した「広田社歌合」で、五八名の作者うちの一人。「社頭雪」題に「広田の浜」を詠む(夫木抄11872)。

もっと詳しく知るために
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