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兵庫ゆかりの作家

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かどべのおおきみ門部王

  • 未詳~天平一七年

PROFILE

【略歴】
万葉第三期歌人。天武天皇曽孫。長皇子の孫。高安王の弟。臣籍に下り大原真人。神亀年間(724)の風流侍従の一人で、同六年朱雀門で男女二四〇余人の会した歌垣の頭を務める。自宅で集宴し、作歌する。従四位上大蔵卿。

【関係】
神亀年間の作に「難波に在りて漁父の燭光を見て作れる歌一首」326があり、「明石の浦」を詠んだ。

もっと詳しく知るために
新潮日本古典集成 万葉集 青木生子他校注 新潮社
新日本古典文学大系 万葉集 佐竹昭広他校注 岩波書店
新編日本古典文学全集 万葉集 小島憲之他校注・訳 小学館

文学碑

場所 碑文
高砂市曽根町曽根天満宮参道(玉垣) 見渡せば明石の浦に燈す火の 秀(ほ)にそ出でぬる妹に恋ふらく
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