えぎょうほうし恵慶法師
- 天暦三年以前~正暦三年頃まで活躍していた。
PROFILE
【略歴】
出自・経歴等未詳。河原院の安法法師と親しく、応和2年(962)『河原院歌合』に参加。大中臣能宣・清原元輔・平兼盛・紀時文・源兼澄・源能正・源重之・曾禰好忠・大中臣輔親らと交遊があり、花山院・源高明・藤原道兼・同頼忠・同公任ら貴顕に交わり、歌僧として活躍した。
【関係】
播磨の国分寺の講師を務めた。播磨から上京の際ひびきのなだで歌を詠む(恵慶法師集19)。播磨下向に際して権僧正尋禅が贈った和歌が続詞花集979に載る。
- もっと詳しく知るために
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恵慶集 校本と研究 熊本守雄 桜楓社
冷泉家時雨亭叢書 第17巻 平安私家集4 田中登解題 朝日新聞社
冷泉家時雨亭叢書 第67巻 資経本私家集 3 樋口芳麻呂解題 朝日新聞社