うらべけんこう卜部兼好
- 弘安六年頃~貞治元年頃まで生存か
PROFILE
【略歴】
神祇の家卜部兼顕の子。後二条天皇に蔵人として仕えていたが30歳頃出した。二条為世に師事し頓阿・浄弁・慶運と和歌四天王といわれ、二条派歌人として知られる。続千載集初出。『徒然草』の作者である。
【関係】
兼好法師集165に「海辺の春曙といふ事を」という題に「藤江の浦」を詠んだ和歌が載るまた徒然草に、「書写山の上人」のことを記す。
- もっと詳しく知るために
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新日本古典文学大系 39 徒然草 久保田淳校注 岩波書店
新日本古典文学大系 47 中世和歌集 室町篇 兼好法師集 伊藤敬校注 岩波書店
人物叢書 新装版 卜部兼好 富倉徳次郎 吉川弘文館
日本の作家 24 兼好法師 人生の達人 桑原博史 新典社