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兵庫ゆかりの作家

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あかぞめえもん赤染衛門

  • 天徳元年から康保元年~長久2年以後

PROFILE

【略歴】
赤染時用の娘だが、実父は平兼盛ともいう。大江匡衡との間に挙周・江侍従らを生む。匡房は曽孫。源雅信邸に出仕した後、長く藤原道長室倫子に仕えた。和泉式部とくらべ、晴れの場への出詠や人柄などで評価が高い。『倫子七十賀屏風歌』『賀陽院水閣歌合』『弘徽殿女御歌合』などへ出詠するなど、晩年まで歌壇で活躍した。『栄花物語』正編の作者ともいう。家集に『赤染衛門集』がある。『拾遺集』初出。

【関係】
後拾遺集1140に「生田の杜」の和歌が載る。

もっと詳しく知るために
赤染衛門とその周辺 斎藤煕子 笠間書院
赤染衛門集全釈 関根慶子他 風間書房
日本の作家 10 赤染衛門   王朝の秀歌人 上村悦子 新典社
和歌文学大系 20 赤染衛門集 武田早苗校注 明治書院
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