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兵庫ゆかりの作家

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かわぢ のぶふさ河地 信房

  • ジャンル: 歌人・俳人
  • 出身:伊丹

PROFILE

【兵庫県との関係、および、略歴】
生没年未詳。元禄9年以降没、享年75。伊丹出身で布帛の販売を業とする。若年より京都に上り家業を行う傍ら、性、酒を好み、風雅を愛し、貞門俳人の山本西武に学び、松江重頼らと交わる。延宝2年(1674)春、松江重頼が伊丹を訪れた際の仲立ちを務めた。三人の子息を設けるも、妻の没後、相次いで子を失い、隠居剃髪して忍斎と号した。晩年、堂上派の地下歌人、平間長雅の門に入り、和歌を詠じた。75歳で伊丹に没した。(以上、『在岡俳諧逸士伝』による) 忍斎の和歌は、平間長雅が催した、元禄9年(1696)の『奉納千首和歌』に2首、同じく宝永6年(1709)の『住吉社奉納千首和歌』に1首が確認できる。
  
   暮秋月
――惜しめども暮れゆく秋の山の端に出(いづ)る月さへ明け方の空――(『奉納千首和歌』)

逝去地
伊丹
兵庫県との関係
生誕地 伊丹
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