りんそう林曹
- 享和2~文久元
- ジャンル: 俳人
- 出身:淡路
PROFILE
【兵庫県との関係・略歴】
淡路国洲本生まれ。井高氏。別号に拾芥市隠、茶中坊、柊庵がある。若くして大坂に出て梅室の門に入り、道修町に住んだと言われる。俳諧修行に出て諸国を周って研鑚を積み、安政3年、梅室の後を継いで花の本八世となる。二条家俳諧の宗匠もつとめている。伊丹の糠人・曲阜と交流深く、俳諧の師としてしばしば伊丹に招かれた。弘化2年(1845)岡田糠人に正門伝系を授与。糠人の還暦賀集『かざりたる』には糠人との両吟が収録されている。
――冷々と朝の月遅く若葉かな――(『かざりだる』)
- 兵庫県との関係
- 生誕 淡路
代表作品
作品名 | 刊行年 | 版元 | 備考 |
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頭巾勧進(俳諧撰集) | 1834 |