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兵庫ゆかりの作家

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ひゃくまる百丸

  • 明暦元~享保12
  • ジャンル: 俳人
  • 出身:伊丹

PROFILE

【兵庫県との関係】
明暦元年(1655)、伊丹の酒造家に生まれる。若くして家業を退き自適の生活を送る。晩年に帰郷し、伊丹の地に没した。
【略歴】
万葉歌人ひとまろを意識した俳号。別号に白鴎堂などがある。通称丸屋吉左衛門。俳諧を松江重頼に学び、宗旦の編んだ『当流籠抜』に鬼貫とともに選ばれ、将来を嘱望される。宝永(1704~)の初めから京都に移り住み、池西言水をはじめ、多くの俳人と交遊を持ち、晩年伊丹に帰った。享保8年(1723)伊丹の俳人77名の略伝を記した『在岡俳諧逸士伝』を著す。墓所は伊丹の正善寺。

――塩売や肘首(うでくび)うつて雪の景――(『当流籠抜』)

逝去地
伊丹
兵庫県との関係
生誕・居住 伊丹
もっと詳しく知るために
近世における伊丹文学の展開 岡田利兵衛/著 1990 平成2年 財団法人柿衞文庫
兵庫ゆかりの俳人 財団法人柿衞文庫/編 1998 平成10年 神戸新聞総合出版センター

代表作品

作品名刊行年版元備考
六玉川(俳諧画賛集・自筆本)1698
在岡俳諧逸士伝(俳諧伝記・写本)1723収録:『伊丹市史 第4巻』

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