みなもとのちかゆき源親行 未詳~未詳。文永九年生存。 PROFILE 【略歴】 父は光行。式部大夫。河内守。鎌倉における古典研究の中心人物で、実朝・頼経・宗尊親王に仕える。父の後を継いで河内本源氏物語を大成した。注釈に『水原抄』『原中最秘抄』。東撰六帖・新和歌集にも入集。続後撰集初出。 【関係】 宝治百首の「寄煙恋」題に「みぬめの浦」を詠み、続拾遺集835に載る。 もっと詳しく知るために 河内本源氏物語成立年譜攷 源光行一統年譜を中心に 池田利夫 貴重本刊行会 同じ時代のゆかりの作家 壬生忠岑 藤原為重 藤原経朝 源資綱 七条院大納言 藤原顕季