ふじわらのためさだ藤原為定 永仁元年~延文五年 PROFILE 【略歴】 法名は釈空。為世の孫。為道の二男。母は飛鳥井雅有の娘。続後拾遺集の撰者為藤の没後、後継撰者となり奏覧。為世没後は二条家嫡流となって二条派を支えた。多くの歌会・歌合を主宰し、勅撰集撰者に執着し続けた。新千載集撰者となる。『文保百首』『貞和百首』『亀山殿七百首』など。家集『為定集』は二種ある。『為定口伝』(散佚)。玉葉集初出。 【関係】 新続古今集544に百首歌の中に詠まれた「有馬山」詠が載る。 同じ時代のゆかりの作家 藤原経朝 待賢門院堀川 柿本人麻呂 笠金村 藤原基俊 源庶明