平成16年度兵庫県立美術館 コレクション展1 特集展示 収蔵日本画大公開 (前期)自然と人のいとなみ−春
(後期)自然と人のいとなみ−夏 2004年3月13日(土)〜6月27日(日)
(前期)2004年3月13日(土)〜5月9日(日)    (後期)2004年5月11日(火)〜6月27日(日)
兵庫県立美術館では、開館から3年目を迎えるにあたり、
県立近代美術館時代から収蔵を重ねてきた日本画の公開を含め、
当館の収蔵作品をより広く県民の皆様に鑑賞していただくため新たな視点から構成いたします。
また、このたび常設展示の名称を新たに「コレクション展」と変えることとし、
各部屋ごとに特色をつけて展示します。より親しみをもってご覧いただけることと思います。


展示室1 展示室2 展示室3 展示室4
日本の近代洋画

明治期の洋画に始まり、大正−昭和につながる日本の近代洋画の流れを、岸田劉生や安井曽太郎などの日本近代美術史上重要な作家の作品を中心に振り返ります。
郷土の作家芦屋編
−小出楢重、上山二郎、長谷川三郎、吉原治良−
温暖な気候と自由な雰囲気にあこがれた富裕な市民が戦前より居を構えた芦屋には、また多くの画家たちが住み、集い、この地ならではの活動を見せました。そうした作家たちの姿を作品を通してご覧いただきます。
戦後日本の現代美術

戦後日本におけるさまざまな現代美術のうち、特に関西を中心に活躍した前衛作家や具体美術協会の作品などを、山村コレクションを中心とした当館の豊富な現代美術作品の中から選び展示します。
諷刺とエスプリ
−ゴヤ、マネ、アンソール、浜田知明−
当館の収集対象の多くを占める版画作品の中から、マネのエスプリ、ゴヤやアンソール、浜田知明による諷刺をたっぷりと利かせた作品を展示します。
展示室5 展示室6(特集展示) 金山平三 小磯良平
近代の彫刻

当館の所蔵作品より、ロダンやマイヨール、柳原義達や舟越保武などの代表作を展示し、19世紀末から20世紀に至る彫刻の流れをご覧いただきます。
特集展示:収蔵日本画大公開
自然と人のいとなみ−春、−夏
当館が収蔵している日本画の中から、冬から春、そして夏へと季節移ろいを写した作品を選び、途中展示換えをはさみ、二期に分けて展示します。自然とそこに生きる人々の姿とそれぞれの画家の視線など、日本画ならではの世界をお楽しみください。
記念室

金山平三の作品のうち、画家が自らの楽しみのために描いたと思われる作品を中心に展示します。
記念室

当館が所蔵する小磯良平の作品の中から、戦前、戦中に描かれた作品を中心に、風景デッサンや水彩画などをあわせて展示します。

関連イベントのお知らせ
コレクション展連続レクチャー
コレクション展に出品中の作品のなかから、特定の作品や作家に焦点をあて、講演を行います。

3月13日(土) 
「斎藤真一と瞽女〈ごぜ〉
講師:服部正(当館学芸員)
5月8日(土)
「郷土の作家芦屋編」
講師:相良周作(当館学芸員)
6月26日(土)
「昇外義のこと」
講師:岸野裕人(当館学芸員)
※各回とも14時〜15時30分 1階レクチャールームにて(聴講無料)
学芸員によるコレクション展ガイドツアー
当館学芸員がコレクション展や当館の建物などを案内しながら、作品を前に解説します。
3月20日(土)、4月3日(土)、4月17日(土)、5月22日(土)、5月29日(土)、6月12日(土)

※各回とも13時に1階エントランスホール集合 所要時間約50分
ミュージアム・ボランティアによるコレクション展ガイドツアー
当館ミュージアム・ボランティアがコレクション展を案内しながら、作品を前に解説します。

※毎週木・金曜日、各回とも14時に1階エントランスホール集合 所要時間約50分
同時期に開催中の特別展
東山魁夷展
2004年4月3日(土)〜5月23日(日)
「未来へのとびら−21世紀の美術館と建築」展
2004年6月11日(金)〜7月11日(日)
※別途、観覧料金が必要です。

観覧料
一 般: 500円(400円)【300円】
大高生: 400円(320円)【240円】
中小生: 250円(200円)【150円】
( )内は20名以上の団体割引き料金
【 】内は特別展とのセット割引き料金
学生の方は学生証をご提示ください。
兵庫県内に在住・在学の小・中学生は、ココロンカードの提示により無料になります。
兵庫県内在住の65歳以上の方は、一般料金の半額になります。
兵庫県内在住の障害のある方とその介助者(1名)は、半額になります。
なお4月1日から、障害のある方とその介助者(1名)については、県外の方も半額となります。

展覧会スケジュール
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