展覧会の主な構成
前期・後期で作品がほぼ入れ替わります。ご注意ください。

期のみの展示
4月6日[土]-4月29日[月・祝]
期のみの展示
4月30日[火・休]-5月19日[日]

《河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』《パリス劇場表掛りの場》 GAS MUSEUM がす資料館(前期)
1
幅広い画業

多くの画題を様々な表現方法で描いた暁斎。現在の「美術」という言葉では捉えきれない数々の作品世界が作り出されました。

《九尾の狐図屏風》河鍋暁斎記念美術館蔵(通期)
《大森彦七鬼女と争う図》成田山霊光館(通期)
《鐘呂伝道図》河鍋暁斎記念美術館蔵(後期)
《鳥獣戯画 猫又と狸 下絵》河鍋暁斎記念美術館蔵(前期)
《骸骨の茶の湯 下絵》河鍋暁斎記念美術館蔵(前期)
2
眼の思索
下絵からはじまる
ネットワーク

暁斎の下絵を一挙大公開します。鋭い観察力、洞察力、写生力、そして描写力がダイレクトに伝わります。

《惺々暁斎下絵帖》 河鍋暁斎記念美術館 *通期展示(頁替え)
《蛙の軽業 下絵》河鍋暁斎記念美術館蔵(後期)
《風流蛙大合戦之図》河鍋暁斎記念美術館蔵(前期)
《猫を捕まえる鼠》河鍋暁斎記念美術館蔵(前期)
3

幕末・明治期は、政治や社会の劇的な変動がありました。暁斎は民衆の目線にたって、こうした出来事を面白おかしく諷刺する錦絵を手がけました。

《百鬼夜行筆洗》河鍋暁斎記念美術館蔵(通期)
《海上安全萬代寿》河鍋暁斎記念美術館蔵(後期)
《東京名所之内 上野山内一覧之図》河鍋暁斎記念美術館蔵 (後期)
《観世音菩薩像》日本浮世絵博物館(前期)
《処刑場跡描絵羽織》京都府(京都文化博物館管理)(前期)
4

地獄絵や幽霊、美女から観音までありとあらゆる対象を描きつづけた暁斎。 幕末・明治期という時代だからこそ生まれた身体・精神表現の本質に迫ります。

《三味線を弾く女と踊る外国人》
ビーティヒハイム・ビッシンゲン市立博物館蔵 (通期)
《閻魔・奪衣婆図》林原美術館蔵 (後期)
《文昌星之図》河鍋暁斎記念美術館蔵(後期)