野村和弘
(1958年高知市生まれ/神奈川県在住)
見えることの極限を示す絵画を出品。壁画のタイプとタブローのタイプの両方からなる。
《壁画形式の作品》 2010年 / 壁にアクリル、鉛筆 / 131×99cm
いわき市立美術館での制作 / Courtesy of Iwaki City Art Museum
平町 公
(1959年広島県生まれ/神奈川県在住)
何十畳もの大きさの巨大パノラマ絵画を出品。神戸を題材にした新作。
《神戸 布引の図》 2001年 / キャンバスに墨、アクリル
1031×1657cm / 参考図版
奈良美智
(1959年青森県出まれ/栃木県在住)
忘れがたい印象を残す子どもや動物などを描いて、幅広い層の人々を魅了してきた作家が、本展では最新作を展示します。
《Middle Finger》2012年 / キャンバスにアクリル
53.2×45.5cm /

Yoshitomo Nara, courtesy of Tomio Koyama Gallery
丸山直文
(1964年新潟県生まれ/東京都在住)
画面にアクリル絵の具を染みこませるステイン絵画の新作を出品。染みを形象化させる表現。
《Puddle 2》 2011年 / 綿布にアクリル / 60.8×73cm / 参考図版

Naofumi Maruyama, courtesy of ShugoArts
法貴信也
(1966年京都府生まれ・在住)
ドローイングのような線、二重の線など、線を追求する絵画(新作)を出品。
《Untitled》 2012年 / キャンバスに混合絵具
参考図版 / Courtesy of Taka Ishii Gallery
Photo: Yasushi Ichikawa
渡辺 聡
(1967年兵庫県生まれ・在住)
ドット・シール紙をキャンバスに貼ってから絵を描き、ドットを貼り直した絵と、ドットを剥がしたあとの残る絵を制作。
《Museo Dali》 2008年
キャンバスに油彩、キャンバスに塩化ビニールステッカー、油彩 / 各91×122cm(2点組) / 個人蔵

Satoshi Watanabe 2008, courtesy of TARO NASU
石田尚志
(1972年東京都生まれ・在住)
白い部屋に描いていく行為の軌跡をコマどりによって映像化した作品を出品。映像が、絵画の世界をあらわにする。
《白い部屋》 2012年 / フィルム・インスタレーション / サイズ可変
Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery
居城純子
(1974年静岡県生まれ/奈良県在住)
マスキングを駆使して塗り残しや余白を表現にした絵を出品(近作及び新作)。
《N35.41.47 E139.37.57》 2004年 / キャンバスに油彩 / 116×91cm
個人蔵 / Courtesy of Gallery Hosokawa
三宅砂織
(1975年岐阜県生まれ/大阪府在住)
透明シートに描いた絵を写真に転写する、いわゆるフォトグラム(新作)を出品。写真と絵画の境界。
《Living space》 2011年 / ゼラチンシルバープリント / 52.3×35.9cm
2点組の1点 / 個人蔵 / 参考図版 / Courtesy of Gallery Nomart
大アのぶゆき
(1975年大阪府生まれ/愛知県在住)
絵画をベースにした映像作品(新作)を出品。絵画が崩壊する過程をとらえる。
《dimension wall》 2010年
ヴィデオ・スティル / ヴィデオ・インスタレーション
9分51秒、ループ / 参考図版
横内賢太郎
(1979年千葉県生まれ/三重県在住)
光沢のあるサテン地に染料などで描いた作品を出品(新作を含む)。技法の混交性は、モチーフである文化の混交した文物によって増幅される。
《adapting form-wp》 2011年
サテン布に染料、メディウム、胡粉、吸水性下地 / 112×146cm
参考図版 / Courtesy of Kenji Taki Gallery
彦坂敏昭
(1983年愛知県生まれ/京都府在住)
写真をコンピューターの画像処理など、複雑な過程を経て作成された絵画を出品(新作を含む)。
《アディダス》 2012年 / 紙にジグレ、鉛筆、顔料、水彩、ペン / 156×110cm
制作協力: Tool / 参考図版
二艘木洋行
(1983年山口県生まれ/神奈川県在住)
コンピューターのお絵描きソフトで描いた作品を出品。シンプルな機能、低解像度だからこそ、生み出されるユニークな作品。インスタレーションも展示。
《梨》 2011年
インターネットにお絵描き掲示板
Courtesy of TALION GALLERY
和田真由子
(1985年大阪府生まれ・在住)
透明シートを支持体にして、描いたり、透明メディウムを重ねたりした作品を出品(新作を含む)。三次元空間の構造を二次元に表す試み。
《ドローイングの絵》 2011年 / メディウム塗布シートに鉛筆 / 114×70cm
Courtesy of Kodama Gallery