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森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術
展覧会構成
第1章 烈火の季節
ケネディ暗殺犯オズワルドの射殺や、三島由紀夫の自決。1960〜70年代の有名な事件のイメージに「なる」作品により、政治や戦争を舞台に男たちの思想と肉体が熱くぶつかりあった時代を見つめます。



《なにものかへのレクイエム
(MISHIMA1970.11.25-2006.4.6)》
2006年


《なにものかへのレクイエム(ASANUMA 1 1960.10.12-2006.4.2)》
2006年

第2章 荒ぶる神々の黄昏
レーニン、毛沢東、ゲバラやアインシュタイン。20世紀の偉人たちの肖像に森村が扮し、その記憶を現代によみがえらせます。



《なにものかへのレクイエム(遠い夢/チェ)》
2007年


《なにものかへのレクイエム(独裁者はどこにいる1)》
2007年

第3章 創造の劇場
ピカソ、デュシャン、ウォーホル、手塚治虫など、森村が自ら選んだ20世紀の芸術家10人のポートレイトに挑戦。モリムラ流の作家論、あるいは独自の想像的、創造的な美術史が展開されます。



《なにものかへのレクイエム
(創造の劇場/パブロ・ピカソとしての私)》
2010年


《なにものかへのレクイエム
(創造の劇場/イヴ・クラインとしての私)》
2010年

第4章 1945・戦場の頂上の旗
第二次大戦の終結した1945年。昭和天皇とマッカーサーの会見、タイムズスクエアでの戦勝を祝うキスなど、歴史の転換点をとらえた写真に独自の解釈が重ねられ、今そして未来への問いかけとして示されます。

展覧会をしめくくる映像作品《海の幸・戦場の頂上の旗》は、森村にはめずらしい23分という長さの映像作品です。硫黄島に星条旗を掲げるという有名な一枚の写真を出発点に、本展のテーマをめぐるさまざまなイメージが織り込まれ、夢幻劇とでも言うべき世界が繰り広げられます。ぜひじっくりとご覧ください。
上映スケジュール


映像作品《海の幸・戦場の頂上の旗》2010年より


《なにものかへのレクイエム
(記憶のパレード/1945年アメリカ)》
2010年
※総点数写真35点、映像8点、計43点


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