1924(大正13)年 | 大阪市に生まれる。 |
1942(昭和17)年 | 旧制中学校卒業後、中之島洋画研究所で学ぶ。 |
1943(昭和18)年 | 帝国美術学校(現・武蔵野美術大学)に入学。 |
1944(昭和19)年 | 学徒動員で中国中部戦線に従軍する。 |
1946(昭和21)年 | 上海より復員する。 |
1947(昭和22)年 | 武蔵野美術学校を卒業し、大阪市立美術研究所で学ぶ。 |
1949(昭和24)年 | 神戸市立の中学校教諭となり、神戸に移る。第3回二紀展に初出品し、《無題》で二紀大賞を受賞する。 以後、二紀展に出品を続ける。神戸彫塑協会展に彫刻作品を出品。 |
1950(昭和25)年 | 美術団体連合展に出品する。 |
1955(昭和30)年 | 第1回朝日新人賞展に出品する。 |
1956(昭和31)年 | 第2回現代日本美術展に出品する。58年、60年、64年も出品する。 |
1957(昭和32)年 | 第4回日本国際美術展に出品する。59年、63年も出品する。 |
1959(昭和34)年 | 元町画廊で開催された兵庫県新作家シリーズ10人展に出品する。 |
1963(昭和38)年 | 第1回神戸半どん文化賞を受賞する。 |
1965(昭和40)年 | 妻咲子とともにアルゼンチナ号で神戸港を出発する。ロサンジェルスに着き、約6か月間滞在する。 |
1966(昭和41)年 | ロサンジェルス仏教会館で個展開催。車でアメリカ西部まで横断旅行しメキシコに入る。 |
1967(昭和42)年 | 約8か月間メキシコ各地を旅行し、ニューヨークに戻る。 |
1968(昭和43)年 | 航路でドイツ、ブレムハーベンへ。車でヨーロッパ各地を旅行しながら南下しモロッコに入る。 |
1969(昭和44)年 | モロッコよりアトラス山脈を越え砂漠を横断、マラケシュ、アガデールに約6か月間滞在する。 ヨーロッパに戻り、最後の4か月間をパリで過ごす。リスボンで個展開催。 |
1970(昭和45)年 | ポーランドを経てモスクワへ。シベリア鉄道でナホトカへ行き、航路横浜港へ到着する。 帰国後、神戸学院大学人文学部美術専任教授となる。 世界旅行による画集『私は外へ出て見た』発刊(梅田画廊)し個展を神戸と大阪で開催する。 |
1971(昭和46)年 | 第1回兵庫美術祭(兵庫県立近代美術館)に出品する。 |
1972(昭和47)年 | 《大地の聖母子》で第15回安井賞受賞。《黒い聖母子》で二紀会文部大臣賞受賞。 個展を東京、大阪で開催する。 |
1973(昭和48)年 | モロッコ再訪し、マラケシュに約6か月間滞在する。 |
1974(昭和49)年 | 「県内在住安井賞受賞画家 鴨井玲・西村功・中西勝・山本文彦」展(兵庫県立近代美術館)に出品する。 兵庫県文化賞受賞。 |
1976(昭和51)年 | 神戸市文化賞受賞。 |
1977(昭和52)年 | フランスに行き、ブルターニュとパリに6か月間滞在する。 |
1979(昭和54)年 | 自選による個展開催(京都・朝日会館)。 |
1986(昭和61)年 | 上野の森美術館絵画大賞展審査員をつとめはじめる。 |
1987(昭和62)年 | 二紀会の常任理事となる。 |
1989(平成元)年 | 神戸市政100年功労者賞を受ける。 |
1992(平成 4)年 | 神戸新聞社平和賞受賞。文化庁地域文化功労者表彰を受ける。 |
1994(平成 6)年 | 回顧展「中西勝の世界展」(池田20世紀美術館)開催。 |
1995(平成 7)年 | 阪神・淡路大震災。 |
1996(平成 8)年 | 第6回神戸っ子賞を受賞する。 |
2009(平成21)年 | 「中西勝展」(神戸市立小磯良平記念美術館)開催。 |
2015(平成27)年 | 5月、没。 |