森村泰昌
《なにものかへのレクイエム(独裁者はどこにいる3)》
2007年
人間の弱さが招き寄せる悲劇。自然がもたらす災害。圧倒的な熱量・重量。表現することへの絶望。抗いがたい圧倒的な力を前にした芸術家たちは、どのような作品をもってこれに立ち向かうのでしょうか。
舩井裕 《ANALOGY》 1971年
版画の技法は様々ありますが、1960年から1970年代にかけて、版画とは何か、と自らを問い直すような理知的な表現が追求されます。ここではそうした時代を牽引した3人の作家の作品をご紹介します。
20世紀の版画の巨匠S.W.ヘイター(1901-1988)の大特集です。このたびご寄贈いただいた191点の中から厳選された60点の作品により、彼の生涯を通じての作風の変化や代表的な作品をご紹介します。ヘイター芸術の真髄である版画だけでなく、珍しい油彩画作品などにもご注目ください。
祐成政徳 《HEAVEN・PEACE・BLOOD》
2003年(参考図版)
オーギュスト・ロダン 《オルフェウス》 1892年
当館の収集の柱のひとつである彫刻から、西洋近・現代作品を展示します。また、当館の設計者である建築家・安藤忠雄の関西でのプロジェクトを模型、写真、映像などで紹介するコーナーを併設します。
人の姿をさまざまに表現した19世紀後半から20世紀前半の油彩画と、戦後日本を代表する「具体美術協会」の作品によるコレクション名品選です。あわせて、兵庫ゆかりの日本画家・村上華岳を、新しく仲間入りした2点とともに特集展示します。
村上華岳 《早春風景》 1919年
9月4日から11月4日までの展示
村上華岳 《菩提樹下観法之図》 1934年
7月7日から9月2日までの展示