2011年度コレクション展1 伊藤文化財団設立30年記念―寄贈作品の精華 会期:2011年3月26日(土)〜7月3日(日)

展示室1美術館への贈り物
「これも寄贈作品だったの?」と驚かれるかもしれません。当館のコレクションを代表する名品たちが勢ぞろいします。平成22年度、新しく小出楢重《喇叭のある静物》が加わりました。当館ではじめての展示です。

本多錦吉郎《羽衣天女》1890年
平成11年度伊藤文化財団寄贈

小出楢重《喇叭のある静物》1924年
平成22年度伊藤文化財団寄贈

展示室2デッサン研究室

安井曾太郎(1888−1954)のデッサン類463点(*)・小出楢重(1887−1931)のデッサン46点から、86点を前・後期に分けて展示します。材質(紙や鉛筆、水彩絵具)が繊細であるため、あまりまとめて展示される機会がありません。貴重なデッサンをぜひお見逃しなく。
(*)表・裏のある作品は2点と数えています。
※展示替を行います
前期 3月26日(土)〜5月15日(日)
後期 5月17日(火)〜7月3日(日)


安井曾太郎《女性像》1907−1954年
前期展示 平成7年度伊藤文化財団寄贈

安井曾太郎《孫》
後期展示 平成7年度伊藤文化財団寄贈

小出楢重《三泊旅行スケッチ》1906年
後期展示 昭和59年度伊藤文化財団寄贈

小出楢重《大阪を歩く》1930年
前期展示 昭和59年度伊藤文化財団寄贈

展示室3兵庫の美術は深い
神戸を舞台に活躍した洋画家たちと、現代美術運動「具体」の関連作品を展示します。堅実な具象絵画が生み出される一方で、挑戦的な作家たちも登場します。そんな兵庫の美術の振幅と深さを確認いただけることでしょう。

菅井汲《雷鳴》1954年
昭和60年度伊藤文化財団寄贈

吉原治良《群像》1946年頃
昭和60年度伊藤文化財団寄贈

展示室5海外の近・現代彫刻 / 安藤忠雄コーナー

19世紀のロダンから20世紀後半のシーガルまで、海外の彫刻家たちによる作品約10点を展示しています。今回は特別に、伊藤文化財団からの寄贈作品である森村泰昌作品も展示しています。
また、展示室の東側では、震災からの文化復興のシンボルである当館の建築設計者である安藤忠雄による様々な復興プロジェクトを、建築模型などでご紹介しています。


ロダン《オルフェウス》1892年

展示室4版画の魅力

印象派のピサロ、20世紀のパオロッツィなど寄贈作品と、当館のその他の所蔵作品と合わせて展示し、版画の様々な魅力を紹介します。
※一部展示替を行います
前期 3月26日(土)〜5月15日(日)
後期 5月17日(火)〜7月3日(日)


カミーユ・ピサロ《柴を運ぶ女》1896年
昭和60年度伊藤文化財団寄贈

展示室6近代洋画・日本画の名品

コレクションを代表する作品を展示して、明治から昭和戦前にかけての美術の流れの一端に触れます。また、伊藤文化財団寄贈作品をはじめとして、約30点の日本画(展示替えを含みます)を紹介します。
※一部展示替を行います
前期 3月26日(土)〜5月15日(日)
後期 5月17日(火)〜7月3日(日)


岡田三郎助《萩》1908年

岡本神草《アダムとイブ》大正初め
後期展示 平成20年度伊藤文化財団寄贈

小磯良平記念室
金山平三記念室

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