更新日:12月15日
文庫本を解体してハードカバーに仕立て直す今回のイベント。15人が参加しました。
午前は、持ちよった文庫本の表紙を剥がし、布地のハードカバーに仕立て直しました。
定規、はさみ、カッター、ボンド等を使っての、大変難しい作業工程でしたが、ミュージアム・ボランティアさんの手助けもあり、大きな失敗や怪我もなく集中して製本できました。
自分の本のサイズに合わせて採寸し、製本しました。
午後からは、担当学芸員の解説のもと、特別展「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」を鑑賞しました。子どもたちは、装丁の細かな相違点まで発見することができ、本への興味・関心が高まったようでした。
展覧会場で詳しく説明を聞きながら鑑賞しました。
展覧会場内の書籍コーナーで、実際に手にとって本のデザインを確認しました。
その後はアトリエに戻り、いろ紙やタイルなどを使って、タイトルと著者名の文字を各々でデザインしました。世界に一つしかない素敵な本が出来上がり、満足げな子どもたち。きっと以前にも増して、本やアートが好きになったことでしょう。
鑑賞した作品を参考に、自分の表紙をデザインしました。
特別展「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」は12月29日までの開催です。会期は残すところあと2週間。ご家族そろってのご来場をお待ちしております。
更新日:12月7日
文庫本を解体してハードカバーに仕立て直します。
また「昭和モダン 絵画と文学」展を担当学芸員と鑑賞後、タイトルなどの表紙デザインをし、仕立て直した本に貼り付けてオリジナルの本を完成させます。
本の成り立ちについて学び、本格的な上製本作りを体験できるチャンスです!
ご家族揃ってご参加ください。
【申込締切】12月13日(金)18:00
【実施日時】12月14日(土)10:30〜15:30 ※当日は10:15にアトリエ2に集合
【募集対象】小学校3年生以上・中学校3年生まで ※保護者も参加できます。
【定員】こどもと保護者合わせて30名
【もちもの】
・文庫本(解体しても良いと思えるもの)
・参加費 500円(材料代+保険費)
※保護者の方も制作したい場合は必要
※保護者が展示室に入る場合は要観覧券
【注意】
・汚れても良い服装で来てください。
・文庫本の縦×横×奥行の長さをミリ単位で事前に計ってメモしてきてください。
本のしくみについて知り、色々な道具を使ってつくるよ
黄色い部分は「花ぎれ」というよ
自分の文庫本に合わせて寸法を測り、設計するよ
本体とハードカバーを取り付けて、もうすぐ完成!
更新日:12月4日
「昭和モダン 絵画と文学」展に関連して、谷崎潤一郎『春琴抄』や小林多喜二『蟹工船』などの文学の書籍を、椅子に座ってゆっくりご覧いただけるスペースを展示室内に設けております。
国語の教科書でとりあげられていた、また、一度は名前を聞いたことがある書籍などを、テーブルにずらりと並べています。徳永直『太陽のない街』や横光利一『機械』など、展示されているものも、こちらのスペースでご覧いただくことができます。前衛的な装丁やタイポグラフィーで有名な萩原恭次郎の詩集『死刑宣告』の復刻版もあります。
その迫力あるタイトルの活字や、独特な装丁を眺めるだけでも、「昭和モダン」を感じていただけるのではないでしょうか。
この機会にぜひ、美術作品だけでなく昭和文学作品もじっくりご覧下さい。
萩原恭次郎『死刑宣告』より「首のない男」
また、1階インフォメーション横の美術情報センターでは、「昭和モダン 絵画と文学」展関連図書コーナーを設置しております。
こちらでは、主に本展で展示している美術作品の作家に関する展覧会図録などを集めています。展覧会ご鑑賞の前後に、お気軽にお立ち寄りください。
更新日:12月1日
特別展関連イベントとして、学芸員による解説会を開催しました。
本展は昭和初期の絵画と文学を「プロレタリアの芸術」「新感覚・モダニズム」「文芸復興と日本的なもの」という3つの章に分けて展示していますが、各章を飛び越えての画家と作家の関係など、展覧会をさらに深く鑑賞するポイントを、学芸員から詳しく説明しました。
躍動感あふれるプロレタリアのポスターをもとに見どころを解説
また、横光利一の「機械」を装丁した佐野繁次郎の作品を鶴岡市から借用する際のエピソードなど、学芸員の裏話も、本解説会の魅力のひとつです。
モダニズムの小説
その小説の装丁の原画(佐野繁次郎)
次回の学芸員による解説会は、下記日程で開催します。
展覧会鑑賞前に、ぜひご参加ください!
12月7日(土)、12月21日(土)
16時から(約45分間)
レクチャールームにて
聴講無料、定員100名
更新日:11月30日
11/30(土)16時から、特別展「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」の関連イベントとして、学芸員による解説会を開催します。詳しい解説で本展の見どころをご紹介します。
また、特別展会期中の土曜日は20時まで開館していますので、解説会の後はゆっくりとご鑑賞いただけます。
ぜひご参加ください!
【学芸員による解説会】
11月30日(土)、12月7日(土)、12月21日(土)
16時から(約45分間)
レクチャールームにて
聴講無料、定員100名
更新日:11月7日
安藤忠雄氏に「文学と芸術の力」をテーマとして、記念講演を行っていただきます。
みなさま、ぜひご来場ください!
◇ 2013年12月21日(土) 午後2時より約60分
場 所:兵庫県立美術館 ミュージアムホール
聴講無料(定員250名・要展覧会チケット)
※当日午前10時よりホワイエ(カフェテリア前)にて整理券(お一人様2枚まで)配布予定
※開場は講演時間の30分前
※安藤忠雄氏の直筆サイン入り著書を抽選で10名の方にプレゼント
講演会開演前後に、安藤忠雄氏の書籍販売を兼ねたサイン会も予定されています。
更新日:11月2日
「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」展が、11月2日(土)に開幕しました。<会期:11月2日(土)〜12月29日(日)>
1日の開会式には関係者約180名が出席し、本展の開催を盛大に祝いました。
主催者あいさつでは、蓑豊館長が、「日本の近代美術、現代美術に到るなかで、昭和の最初の10年間はとても大切。絵画・文学ともに、素晴らしい作品が生まれた時代です。本展を通じてこのことを、観覧者の皆さんと一緒に検証したい。」と述べました。
本展では、10年という短い期間ながら、バラエティに富む様々な芸術が生まれたこの昭和初期の芸術を、「プロレタリアの芸術」「新感覚・モダニズム」「文芸復興と日本的なもの」という3つのセクションによって紹介します。80点の美術作品と300点以上の書籍によって、この時代の芸術の流れを振り返ります。
なお本展は、当館だけの単独開催となります。美術館で心ゆくまで芸術の秋をご堪能下さい。皆さまのご来館を、心よりお待ちいたしております!
更新日:10月30日
特別展「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」のお得な前売券を発売中です。当日券より200円ずつお安くなります。
料金:一般1,000円 大学生700円
販売期間:11月1日(金)までの期間限定発売です。
※中学生以下の方は無料でご入場いただけるため、前売券の販売はありません。
※11月2日(土)以降は当日券の販売となります。一般1,200円 大学生900円。
※高校生・65歳以上の方は会場で当日券(600円)を販売いたしますので、前売券の販売はありません。
<発売箇所>
JTB各支店、総合提携店
ローソン
セブンイレブン
ファミリーマート
サークルKサンクス
近鉄主要駅
その他京阪神のプレイガイドなどで販売しています。
コンビニ商品番号 前売券 0235486
(※当日券は 0235487となります。全コンビニ共通です)
チケット購入方法については、以下のページをご参照ください。
■JTB店舗で購入
■コンビニエンスストアで購入
■インターネット(JTBエンタメチケット)で購入
■電話(JTBエンタテインメントチケットデスク)で購入
※チケットの購入時に手数料がかかる場合がございます。
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更新日:10月8日
これから展覧会に関するお知らせをどんどん発信していきますので、 みなさまどうぞお楽しみに!