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本展のみどころ
  • 松方コレクションと山村コレクション、初めての共演
  • ロダン《地獄の門》を特集
  • 国立西洋美術館と兵庫県立美術館のコレクション・ダイアローグ
  • 彫刻をテーマにした特別シンポジウムを開催

いまから約100年前、当時、川崎造船所の社長だった松方幸次郎(1866-1950)はヨーロッパで西洋美術の一大コレクションを形成しました。「共楽美術館」という美術館を建設して、日本に西洋美術を普及するという志を立てて。そして、兵庫県西宮市に生まれた山村德太郎(1926-1986)は、山村硝子株式会社を経営する傍ら、関西を拠点に1950年代半ばから美術作品の蒐集を開始。公共の財産になることを見すえながら、約30年をかけて戦後日本を対象とした国内有数の前衛美術コレクションを築いたのです。彼らの願いは、現在それぞれのコレクションを収める国立西洋美術館と兵庫県立美術館に受け継がれています。

松方の生誕160年と山村の生誕100年を記念した本展は、国立美術館連携事業「コレクション・ダイアローグ」の一環として、鑑賞機会の充実とコレクションの活用促進を図るため実現しました。松方コレクションからはロダンの彫刻など近代美術を、山村コレクションからは具体美術協会を中心にした戦後前衛美術を出品します。兵庫ゆかりの二人のコレクターが築いたコレクションの「ダイアローグ=対話」、ひいては二つの美術館のダイアローグを通じて、先人がコレクションに託した夢とそのつづきを辿ります。

国立美術館 コレクション・ダイアローグ
松方幸次郎 × 山村德太郎 蒐集のパッション
―ロダンを日本へ、具体を世界へ
National Museum of Art, Collection Dialogue
Matsukata Kojiro × Yamamura Tokutaro Bringing Rodin to Japan, Taking Gutai to the World

会期

2026年10月10日[土] - 12月27日[日]

休館日

月曜日
ただし、10月12日[月・祝]、
11月23日[月・祝]は開館、
10月13日[火]、11月24日[火]は休館

開館時間

10:00-18:00 ※入場は閉館30分前まで

会場

兵庫県立美術館 1F展示室
アクセス

主催: 兵庫県立美術館、国立西洋美術館、国立アートリサーチセンター、神戸新聞社
特別協賛: 川崎重工業株式会社、日本山村硝子株式会社
協賛: 公益財団法人伊藤文化財団、株式会社アトリエ安藤忠雄
特別協力: 公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
後援: NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西

観覧料

  当日 団体
20人以上
前売
9/19まで
一般 1,800円 1,600円 1,600円
大学生 1,200円 1,000円 1,000円
高校生以下 無料 - -
70歳以上 900円 800円 -
障害者手帳等
お持ちの方
(一般)
450円 400円 -
障害者手帳等
お持ちの方
(大学生)
300円 250円 -
※前売販売期間:7月31日[金] -10月9日[金](会期中は販売しません)
※一般以外の料金でご利用される方は証明書を観覧当日ご提示ください
※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料
※団体鑑賞(20名以上)でご鑑賞いただく場合は1ヶ月前までにご連絡ください
コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)

主なチケット販売場所

松方幸次郎 と 山村德太郎

  • 松方 幸次郎まつかた こうじろう 1866-1950

    明治の元勲・松方正義の三男に生まれる。1896年川崎造船所の初代社長に就任。神戸新聞、神戸瓦斯の社長、衆議院議員等も務めた。第一次世界大戦中のロンドン滞在時にコレクションを開始し、幅広い年代とジャンルの作品を一挙に蒐集。総数は1万点を超えるともいわれる作品群は、関東大震災や昭和の金融恐慌の影響を受けて会社の経営が傾いたことにより散逸してしまう。パリに保管されていた約370点が戦後、日本に寄贈返還されることになり、その収蔵展示施設として1959年に国立西洋美術館が開設された。


  • 山村 德太郎やまむら とくたろう 1926-1986

    兵庫県西宮市に生まれる。1948年に山村製壜所所長に、1955年には山村硝子株式会社取締役社長に就任。この頃より母ハルとともに美術作品の蒐集を開始。当初は国内外の近代美術を集めていたが、母の死を機に方針を転換して、戦後日本の前衛美術に対象を定めた。その結果、海外作家の作品8点を国立西洋美術館に寄贈している。1983年に社長を退任して蒐集活動は加速するも、3年後に志半ばにして逝去。翌年、164点のコレクション(後に3点追加)が兵庫県立近代美術館に収蔵された。

関連イベント
1

映画上映会「わたしたちの国立西洋美術館」

日時| 10月17日[土] 11:00 / 13:00
会場| KOBELCOミュージアムホール 
定員| 150名
参加費|500円
2

学芸員による解説会

日時| 10月24日[土] 、11月7日[土] 、12月19日[土]
いずれも11:00-11:45
会場| レクチャールーム
定員| 80名
※先着順
3

特別レクチャー「山村コレクションの中の具体」

講師| 鈴木慈子(横尾忠則現代美術館 学芸員)
日時| 10月24日[土] 14:00-15:00
会場| レクチャールーム
定員| 80名
※先着順
4

記念シンポジウム「美術館における彫刻の活用と管理(仮)」

登壇| 藤原徹(仏国認定保存修復家/前東北芸術工科大学教授)
新田建史(静岡県立美術館 上席学芸員)
邊牟木尚美(国立西洋美術館 主任研究員 保存修復室長)
土谷あすか(安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 研究員)
岩松智義(兵庫県立美術館 学芸員)
日時| 11月1日[日] 13:00-17:40(開場12:30- )
会場| KOBELCOミュージアムホール
定員| 150名
※先着順、要観覧券、芸術の館友の会会員優先枠あり
5

ゆっくり解説会 in Autumn

展覧会の見どころを手話通訳および要約筆記付きで解説します。
日時| 11月8日[日] 13:30-14:25
会場| レクチャールーム
定員| 60名
※先着順
6

記念講演会「松方コレクションとロダン彫刻(仮)」

講師| 陳岡めぐみ(国立西洋美術館 学芸課長)
日時| 11月23日[月・祝] 14:00-15:30(開場13:30-)
会場| KOBELCOミュージアムホール
定員| 150名
※先着順、要観覧券、芸術の館友の会会員優先枠あり
7

ミュージアム・ボランティアによる解説会

日時| 会期中毎週日曜日 11:00-11:15
会場| レクチャールーム
定員| 80名
※先着順
※内容は変更になる可能性があります。
※詳細および追加イベントの予定は決定次第お知らせします。
図録
図録・グッズ販売・音声ガイドの情報は、内容が整い次第掲載いたします。