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大阪に生まれ京都で活動を続ける河合晋平(かわい・しんぺい 1971〜)は、自身が「存在物」と呼ぶ独自の立体作品または平面作品を制作する気鋭のアーティストです。1990年代半ば以来、合成樹脂を用いた独自の技法を創意工夫することにより、今日に至るまで様々なバリエーションの「存在物」を生み出してきました。未知の生物を思わせる形態・色彩・マチエールを有すそれらは、多彩な組み合わせによって、バーチャルな生態系空間とでもいうべき世界を見る者の前に現出させます。近年は、合成樹脂を自在に操った従来の作品のみならず、透明プラスチックのスプーン、電池ボックス、ビニールチューブといったレディメイド的な素材に手を加えた作品など、新たな表現様式を拡大しつつあります。本展では、常に進化を続け、見る者に新鮮な驚きを与える河合の作品世界を、「河合晋平博物館」と題して紹介します。 |
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会期 | 平成24年11月27日(火)〜12月24日(月・振休) 午前10時〜午後6時(金・土曜日は午後8時まで) 休館日:月曜日(ただし12月24日は開館) |
会場 | ギャラリー棟1階 アトリエ1 |
観覧料 | 無料 |
主催 | 兵庫県立美術館 |
後援 | 公益財団法人伊藤文化財団 |
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注目作家紹介プログラム“チャンネル”とは チャンネル(channel)という単語には「海峡」や「水路」、兵庫県立美術館の前にもある「運河」、テレビやラジオの「チャンネル(局)」、「思考・行動の方向」、さらには何ものかとの「交信」など、様々な意味があります。そこに共通するのは「何かと何かをつなぐこと」。美術館を訪れる人と、同じ時代を生きるアーティストとがつながっていくことを願って、タイトルを“チャンネル”としました。 |
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オルブテルアール 2012 バターロール、樹脂、他・・・ |
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バルジェルビット 2010 電球、コーナータップ、配線コード、プラグ、他・・・ |
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アミノラ 2012 ショートパスタ、樹脂、他・・・ |
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アミラヌープス 2011 使い捨てスプーン、夜光塗料、他・・・ |
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オルサノレーム 2012 メロンパン、樹脂、他・・・ |
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プライエラスピロ 2012 単三電池、電池ボックス、リード線、透明ホース、他・・・ |
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リベントロ・アンプテイン 2008 電球、発砲スチロール浮き、配線コード、他・・・ |
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オルガノリウム 2012 亀甲金網、透明ホース、マップピン、抵抗、他・・・ |
※河合晋平をもっと知りたい方は、フェイスブックページ『河合晋平の制作風景」をご覧下さい。(ログイン不要) | |||
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