
装いも新たになって、収蔵品を紹介する「県美プレミアム」。第一弾となる本展は、ものを集めるという人間の行為に着目し、それに関連する表現をとりあげます。
世界中の事物やイメージを自らのもとに集めようとする人間の志向は、古くから神話などの題材になってきました。本展のタイトル、『創世記』の一節「ノアの方舟」も、その代表的なものの一つです。この神話に現れる方舟は、作品や歴史資料を集め、収蔵する美術館・博物館の原型ともいえるものです。本展は、当館の所蔵品の中でも特にものやイメージを集めることがその要素として重要と思われる作品、あるいは、当館に収蔵された個人蒐集家によるコレクションをとりあげ、それぞれの蒐集の意味を解き明かしていきます。そのことは、さらには美術館・博物館が行う蒐集の意味を捉える試みでもあります。人はなぜ、何を目的にして集めるのか。様々に姿を変えて表れる蒐集の形を通して、それを考えてみたいと思います。
神戸ゆかりの洋画家、小磯良平と金山平三の記念室、さらに近現代彫刻・絵画の名品や安藤忠雄コーナーとあわせてお楽しみください。
2014(平成26)年3月22日(土)〜7月6日(日)
次の日程で一部作品の展示替えを行います
前期:3月22日(土)−5月11日(日)
後期:5月13日(火)−7月6日(日)
当日料金 | 団体割引料金 (20名以上) |
特別展との セット料金 |
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一般 | 250円 | 200円 | 150円 |
大学生 | 200円 | 160円 | 120円 |
高校生 | 130円 | 100円 | 70円 |
65歳以上 | 120円 | 100円 | 70円 |
中学生以下 | 無料 |