クロージング・イベントが開催されました!
2009年11月23日
11月22日と23日、國府理(こくふ おさむ)さんによる展覧会のクロージング・イベントが開催されました。 「海のデッキ」という美術館の建物の外のスペースに展示されている《ROBO Whale》は、フォルクス・ワーゲンの頭とエンジン、そしてプロペラを持った作品です。23日のイベントでは、まずこの作品についての國府さんのお話から始まりました。

大阪の北浜は、かつては海の底で、今でもクジラの骨が見つかったりするそうです。國府さんによれば、「彼(ROBO Whale)は6000年前の大阪に生まれたクジラなのですが、いつしか海が陸地になったためこの地に取り残されてしまいました。クジラの魂が海へ帰ろうと、地表を目指す間に自動車やキャタピラーといった鉄の素材を身にまとい、地表に出たもののそこは陸。泳いで海に帰ることが出来なかったので、プロペラを身につけて空を飛んで海に帰ろうとして、この場所、神戸へと迷い込んできたのです。今からプロペラを回して、このクジラはここから外海へと帰ることができるのか…」

國府さんはクジラの手助けをするように、バッテリーをエンジンにつないでエンジンを稼動、プロペラを回していきます。長い旅をしてきたからか、エンジンも悲鳴をあげながら、それでも必死にプロペラを回します。
この様子を、大勢のお客様がじっと見守ってくださいました。お客様の中にはよく見ると・・・なんと海上アートで大人気だったローズチュウさんとチーママの皆さんもいらっしゃるではないですか!


このイベントが終了する頃には、周囲が夕日に染まり、美しくもほんのり寂しいような、そんな景色となり、クジラさんと一緒に展覧会のフィナーレを迎えました。必死にプロペラを回すクジラさんから聞こえてくる音はどこか泣き声のように寂しげでしたが、展覧会が終わる寂しさを代弁するかのようでした。

本当にたくさんの方が展覧会を見に来てくださいました。どうもありがとうございました!!

ローズチュウさんもサプライズでご参加くださいました!チーママ・オールスターズももちろんご一緒でした。
ローズチュウさんもサプライズでご参加くださいました!
チーママ・オールスターズももちろんご一緒でした。
夕焼けの《ROBO Whale》
夕焼けの《ROBO Whale》


クロージング・イベントが開催されます!
2009年11月20日
いよいよ「LINK−しなやかな逸脱」展も23日(火)までとなりました。 展覧会の閉幕を記念して、國府理(こくふ おさむ)さんがパフォーマンス・イベントを行います。

屋外に展示されている鉄のクジラさん、《ROBO Whale》にはプロペラがついているのですが、これが回るのをご存知でしたか? 展覧会最後の22日と23日の2日間、下記の予定でエンジンが動き、プロペラが実際に回る様子をご覧いただけます。 まだ展覧会をご覧いただいていない方は、このイベントを機会に是非お越しください。もちろん、すでに展覧会をご覧になった皆様も、 めったに見ることのできないパフォーマンスを実見いただける、またとないチャンスです。是非是非お越しください。

※なおパフォーマンス中は作品をご覧いただくスペースが限定されますが、
  予めご了承ください。

國府理 クロージング・イベント
日程:平成21年11月22(日)、23日(月・祝)
時間:15:30〜16:30(両日とも)
出演:國府理(こくふ おさむ)氏(「LINK−しなやかな逸脱」展出品作家)
場所:兵庫県立美術館 屋外展示スペース(海のデッキ)※《ROBO Whale》展示場所
定員:50名
   

 パフォーマンスの準備をする國府さんと《ROBO Whale》
パフォーマンスの準備をする國府さんと《ROBO Whale》


島袋道浩作品《扉を開ける》大人気です。ご鑑賞はお早めに!
2009年11月15日
神戸ビエンナーレ2009の会期もあと残すところ1週間。おかげさまでお客さまの数も日に日に増えています。

今回、特別に安藤建築の秘密のスペース(?)を使った島袋道浩さんの作品《扉を開ける》も大人気。 10月8日付けの このコーナーでもお知らせしたとおり、安全のため公開時間と人数を制限しているのですが、 15日の日曜日には30分以上お待ちいただく方が続出しました。

展覧会最終日にかけての21日(土)、22日(日)、23日(祝)はかなりの待ち時間が出ることが予想されます。
今のところ平日ですと、さほどお待ちいただかなくともご入場いただける状況ですので、必ず鑑賞したい!という方は ぜひ平日に、週末でしたらなるべく早い時間帯のご来場をおすすめします。

作品入口
作品入口
この奥に何が・・・!?
この奥に何が・・・!?

(撮影は左右とも金子治夫)

鑑賞時間は初回が10時40分で、以後毎時00分、20分、40分の入場、17時ちょうどが最終回です。定員は各回10名です。
受付方法は、当日、作品の入口へお越しいただいた時点で、空きのある一番早い時間帯をご案内しています。 ○時○分の回という時間指定での予約はできませんので、あしからずご了承ください。

また、この作品はやはり安全のため、雨が降ってきた場合には公開を中止しております。 みなさまも担当者ともども、あと何日間か、天気の神さまにお祈りいただければ幸いです!


祝砲パフォーマンスが行われました
2009年11月15日
昨日に続く「LINK−しなやかな逸脱」展の関連イベント、榎忠(えのき・ちゅう)さんの祝砲パフォーマンスが行われました。

北入口に設置してある「LIBERTY-C2H2」の周囲には、パフォーマンスの30分前頃から観客の方が集まりはじめ、榎さんが登場するのをいまかいまかと待っていました。その数約200人!2階の屋外スペースからパフォーマンスを見ようとする方も数十人。3時15分頃に榎さんがスタッフとともに登場すると、大歓声がわきおこりました。


榎さんはすぐに祝砲の準備です。祝砲の仕組みは、アセチレン(C2H2)を発生させ、それに点火して大きな音を出すのだそうです。3本の大砲にアセチレンを発生させるためのカーバイドを装填し、砲身の先にスポンジの弾を詰めて、準備完了。司会は、「大きな音が出るので、気になる方は耳をふさいでください」と注意を呼びかけました。観客の方は興味津々ながらちょっと不安な表情も。そこで、榎さんは「失敗したら、音が出ません」といって皆さんの緊張を解きほぐします。


いよいよ発射。中央の大砲が地響きをともなう轟音をたてました。左右の大砲もそれに続きます。大拍手。

準備中の榎さん
 準備中の榎さん
発射
 発射

そのあと、サプライズが。発射したスポンジの弾を拾ってきた人の中で、そのスポンジに1から3までの番号が付いていた場合、榎さんからその方にすてきなプレゼントが手渡されました。榎さんの作品集、「LINK−しなやかな逸脱」のカタログ、神戸ビエンナーレのTシャツです。それぞれ榎さんのサイン入りです。

パフォーマンス終了後、しばらく観客の方は榎さんと一緒の写真を撮ってもらったり、榎さんと話をしたりして、パフォーマンスの余韻を楽しんでいました。


11/14 出品画家によるギャラリートークが開催されました!
2009年11月14日
11月14日、15日は「関西文化の日」として、美術館全体で様々な催しを開催します。 その中でも「LINK―しなやかな逸脱」展では、展覧会に作品を出品されている4人の画家のうち、児玉靖枝(こだま やすえ)さん、善住芳枝(ぜんじゅう よしえ)さん、岸本吉弘(きしもと よしひろ)さんをお招きして、14日に会場内でのギャラリートークを行っていただきました。

ご出演のお三方
ご出演のお三方
会場は満員御礼
会場は満員御礼

写真のように会場内は大入り満員。たくさんのお客様がご参加くださいました。

トークのトップバッターは児玉靖枝さん。 見ているものが何か、描かれているものが何か、それを頭で理解するのではなく、体で対象と向かい合うような感覚を絵にしたいというお話に皆さん、ぐぐぐっと引き込まれていました。

児玉靖枝さん
児玉靖枝さん

続いてお話いただいたのは善住芳枝さん。 時間をかけて自分自身の絵と向かい合っていきたい、というお話からは流行に流されずにご自身の絵を追求する姿がひしひしと伝わって来ました。語り口はとてもおだやかな善住さんですが、見る人の人生に働きかけるような作品を目指したいとおっしゃるように、とても情熱的なお話をしてくださいました。

善住芳枝さん
善住芳枝さん

とりをつとめて下さったのが岸本吉弘さんです。 最近、周りの方から絵が変わってきたと言われることが多いけれど、自分としてはこれまでの仕事を継続してきているつもりです、とおっしゃる岸本さん。司会の越智ディレクターも、特徴的なストライプ状の構図が最近ほぐれてきているようですね、と一言。絵の中に見る人が入っていけるような、そんな絵を描きたいというお話は特に印象的でした。最近、神社の鳥居が気になっているんですと、出品作品《GATE》のタイトルの由来についてもお話くださいました。

岸本吉弘さん
岸本吉弘さん

そして!!トーク終了後には、本日より販売を開始した展覧会カタログのご紹介とサイン会も特別開催されました。展覧会の雰囲気をバッチリ伝えてくれる写真の豊富な内容です。こちらも是非お求めくださいませ。   図録申し込みのページへ

 気がつけば展覧会も残す所、後10日を切りました。まだ展覧会を見ていないというあなた!明日の15日には榎忠(えのき ちゅう)さんが祝砲を撃ってくださる予定です。エノチュウさんの号砲を合図に会場まで是非お越しください!!


11/8 「榎 忠+島袋道浩 スペシャルトーク」
2009年11月8日
「榎忠(えのき ちゅう)+島袋道浩(しまぶく みちひろ)スペシャルトーク」が午後1時からミュージアムホールで開かれました。
ただし、榎さんは急遽、都合で来られなくなり、ローズチュウが代わりに出席する、という設定です。ローズとして話しをしても、ときどき「僕は・・・」と、榎さんの地が出てしまって、観客を笑わせていました。話はいろいろな方向に飛びますが、島袋さんは、ローズと観客との媒介役もつとめながら、巧みに話をリードされていました。
(※ローズチュウさんについては、「最新情報」の 「ローズチュウさんだ!」(2009/10/11)、 「11月3日」(2009/11/03)をご参照ください。)

お二人は映像を用意され、それを基に話が展開されました。まず、ローズのほうは、70年代の誕生、3年前の個展での復活、現在の「海上アート」での活躍までを映像で追っていきました。さらに、榎さんの《RPM-1200》を使ったCMとそのメーキングも流し、新しい活動についても触れていました。次に、島袋さんは、今回の展覧会に出品することになった経緯を語り、写真や映像を使って制作過程や制作意図についてとても詳しく説明されました。

お二人の間合いは絶妙で、話は興味深く、予定の1時間30分はあっという間に過ぎてしまいました。

ローズチュウさん(向かって左)と島袋道浩さん(右)1
ローズチュウさん(向かって左)と
島袋道浩さん(右) 1
ローズチュウさん(向かって左)と島袋道浩さん(右)2
ローズチュウさん(向かって左)と
島袋道浩さん(右) 2


作品がちょっと移動しました!?
2009年11月5日
「LINK−しなやかな逸脱」展の見どころのひとつは、展示室を飛び出して、屋外に展示されている作品です。
写真はそのうちの1点、國府理(こくふ おさむ)さんの《てっぺんの庭》という作品です。…が、11月4日の夜までには確かに写真の場所にあったのですが、11月5日の朝になると姿を消しています!!
ふわっとどこかへお出かけしたのかと探してみると、別の場所で堂々たる姿を見せています。新しい場所は目立つ所なので、すぐに見つけられるはずです。
前の場所では見えなかった気になるお庭の上の部分も今度は良く見えます。前の場所でご覧になった皆さんも、是非、また移動した後の作品を確かめにお越しください。

11月4日までの《てっぺんの庭》 撮影:金子治夫
11月4日までの《てっぺんの庭》
 撮影:金子治夫
11月5日の現地の様子
11月5日の現地の様子


11月3日
2009年11月3日
10月11日のLINK展最新情報(「ローズチュウさんだ!」)のとおり、「海上アート」のひとつ、榎忠作の「Liberty Island」にときどき出没して、近くを通る船に笑顔を振りまいてきたローズチュウさんとそのお友達のヒデコさんが4時すぎにファンタジー号に乗って当館に来館されました。

ローズチュウさんとヒデコさんの様子その1 ローズチュウさんとヒデコさんの様子その2

美しく着飾った「正装」のお二人は、「LINK−しなやかな逸脱」展会場をじっくりとご鑑賞されました。ときどき他の来館者に話しかけたり、ローズ・ファンの方たちとご歓談されていました。

作品の前のローズチュウさんの様子

今回、展覧会を見てどのような感想を懐かれたのかお伺いすると、「今日は、ヒ・ミ・ツ」とのこと。実は、11月8日(日)1時からのビエンナーレ関連イベント「榎忠+島袋道浩スペシャルトーク」に出演して、そのときに感想を披露したいからだそうです。ご興味のある方はぜひこのイベントにご参加ください。

LINK展関連イベントはこちら

アートツーリズム・ワークショップ「神戸観考(かんこう)−3つのアートスポットをめぐる旅―」のご案内
2009年10月24日
神戸ビエンナーレ2009関連事業として、神戸市民文化振興財団主催による、3つのアートスポットを巡るツアーが開催されます。

前回の2007年は、榎忠さん、束芋さん、澤田知子さん、島袋道浩さん、藤本由紀夫さんの5名のアーティストがナビゲーターとなり、 神戸を「観考」しました。

2009年は、"神戸における現代芸術の活動拠点として重要な役割を担う、兵庫県立美術館、神戸アートビレッジセンター、C.A.P.(STUDIO Y3とCLUB Q2)"の "施設見学や展覧会鑑賞、アーティストトーク、イベントなどに参加し、アートの現場を探訪します。多様なアートに導かれ、様々な角度から神戸を観て考える 「神戸観考」を通じて、新たな気づきや様々な思考と感性に出会う旅をお楽しみ下さい!"(※ " "は「神戸観考」のHPから引用)
今回のナビゲーターはアートプロデューサーの木ノ下智恵子さんです。

[1] 10月31日(土)17:00〜19:00頃
  【訪問地】新開地:神戸アートビレッジセンター
  【参加費】1,000円
  【定員】20名

[2] 11月21日(土)16:30〜21:00頃
  【訪問地】北野〜ポートターミナル:C.A.P.(STUDIO Y3とCLUB Q2)
  【参加費】3,000円
  【定員】20名

[3] 11月22日(日)A便=11:00〜13:00頃、B便=13:30〜15:30
  【訪問地】メリケンパーク〜岩屋:兵庫県立美術館
  【参加費】大人2,500円、大学生・シルバー(65歳以上)2,000円
  【定員】各便40名

11月22日のツアーはLINK展出品作家の榎忠さん(ローズ・チュウ)もナビゲーターとして参加されます。この機会をお見逃しなく!


詳しくは神戸市民文化振興財団のHPにあります。 「神戸観考」ページをご覧ください。
お問合せ:神戸市民文化振興財団(受付時間:平日08:45−17:30、土日祝・休み)
п≠O78−351−3597 Eメール=art-tourism@kobe-bunka.jp
 

ローズチュウさんだ!
2009年10月11日
芸術の秋の晴天。今日はだまし絵展もビエンナーレも大賑わいです。

神戸ビエンナーレ公式ブログに、本日11日にローズさんが出没するかもという情報があり、大期待の中、神戸港会場へと向かいました。

神戸港の作品はファンタジー号という船に乗船して鑑賞します。
このファンタジー号の船長と機関長とスタッフの3名全員が女性でした。
女性の航海士とは!わくわくしすぎちゃいます。

船内情景 船内掲示物

ファンタジー号は南へ。

南側からの風景1 南側からの風景2

ふだん当館を南側遠景で見ることはほとんどありません。南側からの表情を堪能です。

ファンタジー号は植松奎二さん、榎忠さんの作品の展示場所のドルフィンまであっという間。。

植松奎二さんの作品
植松奎二さんの作品
榎忠さんの作品
向かって右が榎忠さんの作品


榎忠さんの作品に近づくと・・・。あ!人影が!!
どこからともなく「ローズ!」という掛け声が連呼しました。もうみんな大興奮です!

榎忠さんの作品 ローズさんと美しい女性がおもてなし

ローズチュウさんと美しい女性がみなさんをおもてなし。 ずっと見えなくなるまで手をふってくださっていました。

 灯台

ローズチュウさんの余韻に浸っていると、見たことのある灯台が。もしや・・。 当館の円形階段の上に展示されている作品とリンクしているのでしょうか。作家ご本人に伺ってみたいです。



最後に塚脇淳さんの作品。カモメたちが集っている場所に展示されています。
空と海と山を背景に作品が素敵に主張しています。

 塚脇淳さんの作品


とっても心に残る素敵なクルーズ。画像だけでは感動は半減です。ぜひご乗船&ご鑑賞くださいませ!
なお、ローズチュウさんは今後も会期中に出現されるそうです。決まった日程はいまのところわかりませんが、 またブログなどで情報が入手できるかもしれません。アンテナをおはりください!!


☆ビエンナーレの情報については神戸ビエンナーレ公式ブログ事務局通信をご覧ください。


島袋道浩作品《扉を開ける》のご鑑賞は受付制となっています
2009年10月8日
島袋道浩さんが本展のために制作された新作《扉を開ける》は、会場の都合上、現在 のところ20分ごと、10名づつの受付制となっています。また雨天時など、天候により 公開できないことがありますので、ご注意ください!!

詳しい情報はこちらをご覧ください。

Notice Concerning Shimabuku's Opening the Door
For details click here


10月8日(木)は開館しています
2009年10月7日
台風18号の接近に伴い、メリケンパーク会場と神戸港会場は10月8日(木)は閉場となります。
詳しくは神戸ビエンナーレ2009公式ホームページをご覧ください。 くわしくはこちら
なお、兵庫県立美術館会場は通常通り開館しております。


台風接近!
2009年10月7日
台風18号の接近により、今日、美術館は予防対策を行いました。
屋外にある國府理さんの彫刻《てっぺんの庭》にネットをかぶせ、山村幸則さんのバルーン作品《風ノ塔》を一時避難させました。
円形階段の上に山村さんの作品があるのを見慣れてしまった目には、取り払われた様子は寂しい感じがします。 今後、作家と協力して速やかに復旧させたいです。


 台風に備えて
台風に備えて


取材です!
2009年10月5日
本日、神戸ビエンナーレ2009の撮影のため神戸市広報テレビ番組「好き!神戸」の取材班の方々がお越しになりました。
午前中に当館会場と神戸港会場、午後からメリケンパーク会場を撮影するというスケジュール。 「好き!神戸」番組リポーターの藤田瞳さんのナビゲートで展示の様子を紹介していただきました。
その後は、LINK展出品作家を代表して神戸市出身の山村幸則さんにインタビューされました。実直で素敵でユーモア満載の山村さんと華やかで美しい藤田さんの共演は見逃せません。

 取材
向かって左が山村さん、右が藤田さん


【放送情報】
サンテレビ「好き!神戸」〜(仮題)アートとふれあおう!〜神戸ビエンナーレ2009〜
10月17日(土)10:00〜
10月17日(土)〜10月24日(土) (再放送) KCVすずらんケーブル
※神戸市ホームページで動画配信予定(10月20日前後より) くわしくはこちら

新しい神戸港クルーズ!
2009年10月3日
神戸ビエンナーレ2009の神戸港会場は、さわやかな海の風を感じる船上から作品を楽しめます。 神戸港や、美術館とメリケンパーク会場の案内アナウンスが始まり、おもむろに突堤に現れた植松奎二さん、榎忠さん、塚脇淳さんの作品の紹介へと続きます。
作品にかもめが乗っているのをのんびり眺めていると、船内では、ダンスパフォーマンスが始まりました。20分ほどの新しい神戸港の遊覧船の旅、思う存分で楽しめます。オススメです!

 「ファンタジー号」
白い船体の「ファンタジー号」


『LINK−しなやかな逸脱』展が明日開幕です!
2009年10月2日
神戸ビエンナーレ2009もいよいよ明日から開幕です。
10月3日の開幕に先立ち、内覧会・交流会を開催し、約300名の方にご出席いただきました。
現代アートの第一世代から若手作家まで、日本を代表する12作家の作品が一堂に会しました。 ご出席の皆様は絵画、写真、彫刻、ビデオ、インスタレーションなど 幅広いジャンルの多彩な作品を熱心にご覧になっていらっしゃいました。
皆様も兵庫県立美術館のさまざまな空間に構成された作品をぜひご覧下さい。

会場風景1 会場風景2

内覧会では榎忠氏の祝砲パフォーマンスが行われました。美術館にビエンナーレ開幕を祝する轟音が鳴り響くと、観覧の皆様から驚きと感動の声がもれ、一斉に拍手が起こりました。
祝砲に使われた作品(LIBERTY-C2H2)は、北入口前に展示中ですので、ご来館の際はぜひご覧下さい。

祝砲パフォーマンス1 祝砲パフォーマンス2


JR灘駅では、ポスターがお出迎え!
2009年10月1日
9月23日(水・祝)に当館へのJRの最寄駅である灘駅が新しくなりました。
そこで、新しい改札口を出た正面の壁に当館への案内表示とともに10月3日から始まる神戸ビエンナーレと当館で開催する『神戸ビエンナーレ2009招待作家展 LINK-しなやかな逸脱』のポスターを設置しました!
現在開催中の『だまし絵』展のポスターも一緒にお出迎えです。
どうぞ皆様、この案内表示とポスターを目印にJR灘駅の南口へ下りてご来館ください。
お待ちしています。

JR灘駅に美術館の案内表示とポスターを設置した様子の写真
ポスターたちが揃ってお出迎えします
向かって左から『だまし絵』展、『神戸ビエンナーレ2009招待作家展
LINK-しなやかな逸脱』(2枚)、『神戸ビエンナーレ』


作品搬入第一弾!
2009年8月28日
出品作のひとつがはやくも美術館に運び込まれました。作業日程の都合などでこの日に運んでおいて、展示の日まで保管庫に置いておくことになったのです。
作者は、榎忠さん(写真右端の人)。金属でできた作品は、運びやすいようにパーツに分解されています。それでも、2人でやっと持ち運びできるぐらい重量のあるものもあります。円盤状のもの、円筒形のもの、道具を思わせるようなものなど、形はさまざま。ボルト穴があけられ、黒い塗装が施されたパーツのメカニカルな感じは、とくに工作好きの「少年」にはたまらないのでは。
はたして組みあがるとどのようなかたちになるのか、今から期待が高まります。
 榎忠さん
右端が榎忠さん


國府理さん来館
2009年7月22日
最近情報A
出品作家の國府理さんが美術館の下見に来られました。これで下見をお願いしていた作家の方全員が来館されたことになります(実は、海外研修を受けている澤田知子さんだけは、残念ながら、研修の規定のために日本に戻ることはできません)。
美術館に北口から入ってくると、途中に屋外用エレベーターがあります。展覧会のメインルートとしては、このエレベーターを使って3階にあがり、そこからギャラリー棟に入っていただくことになります。その入口横にある屋外スペースをちょうど見ているところです(写真の右の人が國府理さん)。
國府さんはノートとカメラをもって屋外のスペースのいくつかを細かくチェックしていました。國府さんは、山村幸則さんとともに屋外に作品を設置する予定です。

 國府理さん
向かって右が國府理さん


山村幸則さん来館
2009年5月21日
最近情報@
美術館の南側にある「海のデッキ」から海の方を眺めているのは、出品作家の山村幸則さんです。この日、出品作品のプランをたずさえて、そのプランを美術館への説明および、設置場所等の確認のための来館されたのです。
設置場所の下見なら、展示室の中ですべきでは、と思われた方もいらっしゃるのでは。屋外にいるのは、もちろん、わけがあります。
実は、今回、山村さんは、屋外に作品を設置しようと考えているのです。山村さんは、美術館と神戸という町をつなぐような作品を制作したい、と抱負を語られました。はたしてどんな作品が登場するのか、お楽しみに。

 山村幸則さん
山村幸則さん


最新情報ページ立ち上がる!
2009年8月21日
本日、『神戸ビエンナーレ2009 招待作家展 LINK-しなやかな逸脱』の最新情報のページを立ち上げました。
10月3日のオープニングに向けて、展覧会に関する情報やホット(HOT)な話題を担当スタッフが発信していきます。 みなさま、どうぞお楽しみに!!