本展のみどころ

1.神戸だけで見ることができる特別な展覧会

この展覧会はポンピドゥー・センターと兵庫県立美術館の共同企画で、他館への巡回はありません。お見逃しなく!

© Centre Pompidou / Philippe Migeat

3.最先端の作家たちによる作品がずらり

19人の作家はいずれも、ヴェネツィア・ビエンナーレなどの国際展を舞台に活躍する、今まさに脚光を浴びている存在です。最先端の作家たちによる絵画、立体、映像、インスタレーション*2など多様なジャンルの作品をお楽しみください。
*2:ある場所にものや映像、音などを配置して、その場所全体を作品として体験させる芸術のジャンルのひとつ。

ジェイソン・ローズ 《ボーブールの雌猫》 2004年
© The Estate of Jason Rhoades Photo © Centre Pompidou, MNAM- CCI / Philippe Migeat / Dist.RMN-GP
ファラー・アタッシ 《作業場》 2011年
© Farah Atassi © Centre Pompidou, MNAM- CCI / Georges Meguerditchian / Dist.RMN-GP

2.ポンピドゥー・センター と友の会による「情熱の果実」

展覧会の中核をなすのは、この10年間にポンピドゥー・センターのコレクションとなった19人の作家*1による25点の作品です。これらの作品は、2002年から始まった国立近代美術館友の会の「現代美術プロジェクト」によって収蔵された作品から選ばれたものです。つまりこの展覧会は、友の会のメンバーとポンピドゥー・センターの「情熱の果実」と呼ぶべきものなのです。

ツェ・スーメイ 《エコー》 2003年
© Su-Mei Tse

4.ビュレン、リヒター、トゥオンブリー…現代美術の巨匠の作品も

最先端の作家たちの作品とともに、現代美術の巨匠とよぶべき6人の作家*3の作品もイントロダクションとしてご紹介します。展覧会の全体を通じて、ポンピドゥー・センターの現代美術コレクションのハイライトをご覧いただけます。

サイ・トゥオンブリー 《無題》 1969年
© Centre Pompidou, MNAM- CCI / Philippe Migeat / Dist.RMN-GP © Cy Twombly Foundation

ポンピドゥー・センターのパリ国立近代美術館が友の会からの寄贈により取得した19作家25点とともに、
現代美術の巨匠の作品6点を加えた25作家31点を紹介します。

友の会からの寄贈 19作家

現代美術の巨匠 6作家