20世紀の初め頃、ドイツをはじめヨーロッパ各地で起こった美術運動です。形や色の表現に内面や精神を強く表わそうとするこの運動は、日本にも伝わりました。日本でも明治末から大正期に、内面の感情や生命感を表わした個性的で力強い芸術表現が各分野で生まれ、この動向は日本独自の展開を示しました。 この展覧会は、1910年代から20年代、大正期を中心に起こったこの熱き芸術表現を日本の表現主義と位置づけ、洋画、日本画、版画、彫刻、工芸、建築、デザイン、写真、舞台美術など、ジャンルを越えて紹介する初めての試みです。個性や内面が強く噴出したこの時代の芸術を、約140作家の約350点の作品や資料によってご覧いただきます。(会期中展示替があります) |
|
■会期:6月23日(火)〜8月16日(日) ■開館時間:午前10時-午後6時(金・土曜日は夜間開館、午後8時まで) 入場は閉館の30分前まで ■休館日:月曜日(ただし、7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)休館) ■主催:兵庫県立美術館/読売新聞大阪本社/美術館連絡協議会 ■後援:兵庫県/兵庫県教育委員会/神戸市/神戸市教育委員会 ■協賛:ライオン/清水建設/大日本印刷 ■助成:芸術文化振興基金
|
展覧会一覧 兵庫県立美術館のトップへ |
日本の表現主義展のブログ 図録販売 割引券 作品リスト |