この部屋は、導入部として、現在の山田脩二の活動を収めたドキュメント映像《日本村ネクスト》(山田脩二と映像作家内藤まろの共同作品)を上映するコーナーと、山田脩二の仕事の軌跡をパネル写真と資料でたどるコーナーから構成されています。
山田脩二は、昭和の70年代に行脚した《日本村》の撮影地を再訪し、激しく変わった土地の人々や風景に再び出会いました。平成の日本に向かい合う山田脩二のなにげない日常、《日本村》ゆかりの人々との語らい、都市の群集に向けられた視線を改めて紹介します。
また山田脩二の多彩な仕事をコンパクトにまとめたコーナーでは、桑沢デザイン研究所時代の仕事から、デザイナー志望の頃の実験、カメラマンの時代、淡路瓦師(カワラマン)以降、今日に至るまでの軌跡をたどります。 |