新シルクロード展
2005年 8月13日(土2005年 8月13日(土)〜10月10日(月・祝)西域のモナリザ・世界初公開!

楼蘭(ローラン)
タクラマカン
天山南路
天山北路とトルファン
西安・永遠の都

総延長1万数千キロメートルにもおよぶといわれるシルクロード。私たちはこの文明の道に自らの遥かな起源を求め、長きにわたって強い興味を抱き続けてきました。近年、この道の要衝の一つである新疆ウイグル自治区やシルクロード西端の基点として栄えた古都西安(長安)において、シルクロードの歴史にかかわる数々の発見が相次いでいます。

幻の都楼蘭に近い砂漠から現われた小河墓地の出土品、ダンダンウイリク遺跡で発見された華麗な仏画、またかつて長安とも呼ばれ、幾多の王朝の都が置かれた西安近郊の遺跡から現れた貴族世界の遺物は、西方と東方の文化が絡み合い、融合するありさまを今に伝えています。あるものは素朴に、またあるものは美しく優雅な造形をもって表され、そこに生きた人々の営みが臨場感をもって私たちに迫ってきます。

本展では、中国におけるシルクロードの多様な文化の集積を5つの章に分け、貴重な文物約130点によって紹介します。膨大な時を遡る歴史の旅をどうぞお楽しみください。


会期中の関連催し

<講演会>
8月21日(日)
「シルクロード―ダンダンウイリク遺跡の謎」午後3時〜(約120分)
小島康誉氏(佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構代表)ほか
8月28日(日)
「シルクロード―写真家の見た楽園」午後1時〜(約90分)
長倉洋海氏(フォト・ジャーナリスト)
9月3日(土)
「シルクロード―美の変遷」
松本伸之氏(東京国立博物館 事業企画課長)午後2時〜(約90分)
9月23日(祝・金)
「シルクロード―楼蘭・小河墓の謎」午後2時〜(約90分)
井上隆史氏(NHKエグゼクティブプロデューサー)」
 
いずれも会場はミュージアムホール/定員250名/聴講無料/先着順/開場は開演の30分前

<ミュージアム・ボランティアによる解説会について>
本展開催にあわせ、当館のミュージアムボランティアが展覧会のみど
ころと主要作品についてスライドを用いてご案内いたします。
実施日:会期中下記の日曜日、11時から 所要時間約15分
8月14日、28日、9月4日、11日、18日、10月2日、9日
場所:当館レクチャールーム
※また団体向け解説も行っています。解説を希望される場合は、1週間前までに当館までお申込みください。(予約状況によりご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。)
 
 イベントスケジュール

<こどものイベント>
9月18日(日)
「新シルクロード展」をみたあと、孫悟空もあるいたシルクロードの絵地図をつくろう。
申し込み制 / 詳しくは“キッズサイト”をご覧ください。
 
キッズサイト
会期:
2005年8月13日(土)― 10月10日(祝・月)
開館時間:
午前10時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで、但し、金、土曜日は午後8時まで)
   
休館日:
月曜日(祝祭日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
新シルクロード公式ホームページ:
http://www.new-silkroad.jp
ハローダイヤル:
06−4860−8600
観覧料:
一般 1300円(1100円)〈1000円〉
大高生 900円(700円)〈600円〉
※中学生以下は無料
〔但し、併せてコレクション展をご覧になる場合、兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示により無料。〕
( )内は前売料金、〈 〉内は20名以上の団体料金
障害者の方および兵庫県内の65歳以上の方は当日一般料金の半額
前売り券発売所:
チケットピア各店舗、ローソン(Lコード:55498)、ファミリーマートセブンイレブンサンクス(Pコード:686-039)、サークルK、ampm、JR西日本(京阪神・和歌山・福知山地区)の主な緑の窓口、阪急電鉄阪神電車の主な駅の窓口など
主催:兵庫県立美術館、NHK神戸放送局、産経新聞社、NHKきんきメディアプラン、中華人民共和国新疆ウイグル自治区文物局、中華人民共和国陝西省文物局
後援:外務省、文化庁、中国大使館、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、(財)伊藤文化財団、フジサンケイグループ
企画協力:東京国立博物館
特別協賛:東洋証券、NTTコミュニケーションズ
協賛:日本写真印刷
協力:佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構、ANA、JAL
 

展覧会スケジュール

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