
ロバート・ライマン《チャプター》
何も描かれていないなぁ???大人たちの頭にはハテナが浮かびます。子供達は「食パンに見える!」「クリームが塗られている!」など、作品を何かに見立ててどんどん言葉を見つけていきます。先入観のない子供達は積極的です。
さて、作品のキャプションに注目!"金属の留具4点"と書かれてあります。画面をじっと見て、みんな4つの金具を探しましたが、どうしても見つかりません。実はこの作品、壁から数センチ離して設置されているのです。そのように絵を固定しているのが"金属の留具4点"であるというわけです。
絵画はどこまでが、その作品であるのかを問うているのですね。このようにキャプションと作品、その両方に注目してみると、作品をより楽しめますね。
|
|

ファラー・アタッシ《作業場》
「タイルみたい!」と画面に散りばめられた四角いカラフルな筆跡を見て子供達は言いました。それから、じっと全体を観てみると「階段がある!」「部屋になっている!」など絵の中に空間があることに気づきます。色も絞られていて最初見た印象と違って見えてきました。立体的に見える描き方で工夫されています。じっくり、丁寧にみるとわかってくる作品ですね。
|