はじまり おわり すすみ もどる 心と象のつくるとつづく
beginning, ending, enhancing, returning, mind and shape, circle of creation goes on...デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。そのたゆまぬ歩みは、2020年に25周年となります。
本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。 多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示いたします。
ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことでしょう。
主催 | 兵庫県立美術館、朝日新聞社 |
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協賛 | 公益財団法人伊藤文化財団 |
特別協力 | 公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部 |
一般 | 1,400円 | ||
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大学生 | 1,000円 | ||
高校生以下 | 無料 | ||
70歳以上 | 700円 | ||
障がいのある方 一般 | 350円 | ||
障がいのある方 大学生 | 250円 |
GALLERY TALK
皆川明が展覧会の会場をご案内します。
展覧会特設サイト上で動画を公開中。
CROSS TALK
皆川明が各界で活躍するクリエイターとトークをします。
①
中村好文(建築家)
ふたりが共作した「shell house」内でクロストークを行いました。
展覧会特設サイト上で動画を公開中。
②
ナガオカケンメイ(デザイン活動家)
mina perhonenが6月にオープンした「puukuu 食堂(プークー食堂)」にて「つづく」をテーマにクロストークを行いました。
展覧会特設サイト上で動画を公開中。
TRIPARTITE TALK
皆川明×田中景子×長江青 「ミナ ペルホネンをつくる」
ミナ ペルホネンをともに作ってきた中心メンバー3人によるトークです。
展覧会特設サイト上で動画を公開中。