エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ(1833〜1898)は、19世紀末のイギリス唯美主義美術を代表する画家であり、師ロセッティらが結成したラファエル前派の系譜に連なる最後の巨匠です。その作品は、ゴシック教会のステンドグラスを思わせる繊細な装飾的画面のなかにギリシャ神話や中世文学の主題を描き出し、甘美な幻想に満ちた世界へと見る者を誘います。この画家の世界的なコレクションを誇るバーミンガム美術館をはじめ各国の美術館やコレクターの協力を得て開催される本展は、日本では初めての本格的なバーン=ジョーンズ展となります。《ピグマリオン》連作、《眠り姫》、《運命の車輪》といった油彩画の代表作からタペストリや挿絵本にいたるまでの約80点の作品で巨匠の全貌に迫ります。
2012年9月1日(土)−10月14日(日)
兵庫県立美術館 企画展示室
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みなさまのご理解とご協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
当日料金 | 前売料金 | 団体割引料金 (20名以上) |
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一般 | 1,300円 | 1,100円 | |
大学生 | 900円 | 700円 | |
高校生 65歳以上 |
650円 | - | 550円 |
□当日券販売場所:チケットぴあ(Pコード:765-311)、ローソンチケット(L コード:56488)ほか京阪神の主要プレイガイド
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