3月12日更新 |
≪ 会期 ≫ 平成23(2011)年2月18日[金]−3月19日[土] ≪ 休館日 ≫ 月曜日 ≪ 開館時間 ≫ 午前10時〜午後6時(金・土曜日は夜間開館 午後8時まで、最終日は午後5時まで) 入場は閉館の30分前まで ≪ 会場 ≫ 兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階 アトリエ1 ≪ 観覧料 ≫ 無料 ≪ 主催 ≫ 兵庫県立美術館 ≪ 後援 ≫ 財団法人伊藤文化財団 |
※ いずれも 《あること being/something(detail)》 2011, video still |
兵庫県立美術館は新たな試みをはじめます。 今日の芸術表現は以前に比べてさらに自由に、大胆に、多様になってきています。今年度からはじまる注目作家紹介プログラム"チャンネル"はこうした「私たちの時代」の魅力溢れる表現をいちはやく皆さまに紹介することを目的としています。 記念すべき第1回は、関西を拠点に活躍する映像作家・林勇気(1976 年生)の個展を開催します。「ファミコン世代」を自認する林の代表的な作品は、コンピュータゲームの画面を思わせる世界を人物が淡々と歩きつづける映像作品です。一見するとCGのようにも見えますが、作品の素材は林自身が撮影した写真からとられたもの。作家の関心は常に私たちが生きるこの世界と、テレビやコンピュータ、壁に映し出される実体のない映像の世界のリアリティとに向けられているのです。 この展覧会のための新作《あること being/something》では、初の試みとして、作品の素材となる写真や映像世界の住人(出演者)が一般から募集されます。注目の映像作家による"体感する映像詩"をお見逃しなく。 |
注目作家紹介プログラム"チャンネル"とは |
チャンネル(channel)という単語には「海峡」や「水路」、美術館の前にもある「運河」、テレビやラジオの「チャンネル(局)」、「思考・行動の方向」、さらには何ものかとの「交信」など、様々な意味があります。そこに共通するのは「何かと何かをつなぐこと」。美術館を訪れる人と、同じ時代を生きるアーティストとがつながっていくことを願って、新企画のタイトルを"チャンネル"としました。 |
《あること being/something》, 2011, video still | |
《afterglow 001》, 2009, video still | |
《garden》, 2008, video still | |
《landscape》, 2009, ハイビジョンビデオ,プロジェクター,HD video, projector アートコートギャラリーでのインスタレーション Installation at Art Court Gallery, Osaka, Japan Photographed by Kiyoshi Sakashita | |
《The outline of everything》, 2009, video still | |
《overlap》, 2009, video still |
林勇気 Hayashi Yuki |
1976 京都生まれ |
1997 映像の制作をはじめる |
現在は宝塚大学講師 |
林勇気さんのホームページ |
【個展】
【主なグループ展など】
【主な受賞】
【主な参考文献・図録、刊行物】
【主な参考文献・web】
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