平成16年度兵庫県立美術館 コレクション展2 2004年7月10日(土)〜11月14日(日)

今期のコレクション展は、横尾忠則の油彩、アクリル絵具による作品を特集展示として紹介するほか、
平成15年度の新収蔵品も展示します。また、毎年夏に開催している小企画展「美術の中のかたち」も開催します。


横尾忠則の絵画1966-1996 美術の中のかたちー手で見る造形ー村岡三郎・鼓動する物質

展示室1【特別展】 展示室2 展示室3 展示室1【小企画展】


横尾忠則の絵画1966-1996
兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則の油彩、アクリル絵具による作品40点を展示します。最初期の油彩画から1990年代後半の〈赤の時代〉の大作まで、画家としての横尾忠則を振り返ります。


アメリカの戦後版画展
アンディ・ウォーホルやジョナス・メカス、ロバート・ラウシェンバーグなど、戦後アメリカの版画作品を展示します。映像や大衆的イメージを取り入れた作品の数々をご覧ください。


日本の戦後美術
戦後日本の前衛的な作品の中から、菅井汲や伊藤隆康など、関西出身ながら東京や海外に拠点を置いて活動した美術家の作品と、その関連作を展示します。


美術の中のかたちー手で見る造形ー村岡三郎・鼓動する物質
作品にじかに手で触れて鑑賞する展覧会のシリーズです。今回は、滋賀県在住の美術家、村岡三郎氏を招き、鉄を素材とした最近の作品を展示していただきます。
展示室5 展示室6 金山平三記念室 小磯良平記念室


近現代の彫刻
当館の所蔵する立体作品の中から、ロダン、マイヨールなどによるブロンズ作品と、シーガル、ガボなどの新しい素材による立体表現をご紹介します。


日本の近代美術(洋画、日本画)
明治期から戦前までの日本の近代洋画の流れを、当館の所蔵品でたどります。当館所蔵の日本画からは、秋の風景を描いた作品を展示します。また、平成15年度に新たに収蔵した作品のうち13点をお披露目します。


金山平三記念室
当館が所蔵する金山平三の作品の中から、初期の滞欧作や《大石田の最上川》などの代表的作品を展示するほか、月山や吾妻連峰などの山を描いた作品を多く紹介します。


小磯良平記念室
当館が所蔵する小磯良平の油彩作品によって、最初期から最晩年までの小磯良平の画業をたどります。



【関連イベントのお知らせ】コレクション展連続レクチャー

外部からお招きした講師や当館の学芸員が、特定のテーマに基づいてお話しします。

<第23回>
8月14日(土)
「横尾忠則と憧れのイメージ」山崎均
(当館学芸員)
<第24回>
9月11日(土)
「美術の中のかたち展 アーティスト・トーク」
村岡三郎
(美術家)+聞き手 飯尾由貴子(当館学芸員)
<第25回>
10月9日(土)
「マリノ・マリーニの彫刻について」江上ゆか
(当館学芸員)

※いずれも1階レクチャールームにて14:00から1時間30分程度。聴講無料

コレクション展ガイドツアー(学芸員)

会期中の第3土曜日に、当館学芸員が野外彫刻、1階展示室、2階展示室をめぐるガイドツアーを行い、展示の見どころをご案内します。

・7月17日(土)
・8月21日(土)
・9月18日(土)
・10月16日(土)


※いずれも13:00から45分程度。参加にはコレクション展の入場券が必要です。(所用時間:約50分)

コレクション展ガイドツアー(ミュージアム・ボランティア)

会期中の木曜日、金曜日に、ミュージアム・ボランティアによるガイドツアーを実施します。

※毎回、14:00から45分程度。参加にはコレクション展の入場券が必要です。

開館時間:
午前10時-午後6時(特別展会期中の金曜日・土曜日は午後8時まで開館、入館は閉館30分前)

休館日:
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日火曜日に休館)

観覧料:
一 般 500円(400円)〈300円〉
大高生 400円(320円)〈240円〉
中小生 250円(200円)〈150円〉

*( )内は20名以上の団体割引料金
*〈 〉内は特別展セット割引料金
*兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示により無料
*兵庫県内在住の65歳以上は一般料金の半額
*障害のある方とその介護の方(一名)は半額

展覧会スケジュール
ホーム